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実験る〜む ネット展開プロジェクトの悲しき末路を読んで思い出したのですが、かつてアップル・アドビ・大日本スクリーン・モリサワの4社がタッグを組んで次世代DTP(Mac OS X+InDesign+OpenType+PDF入稿)を推進していたTNG(The New Generation)プロジェクトというのがありました。
有益な資料がたくさんあったのですが、実験る〜むで言及されているようにすでに跡形もなく、アーカイブされる動きはありませんでした。スクリーンMTドットコムにてひっそりとまとめたデータがダウンロードできるようになっています。
昨日開催されたMacworldにて、iLife '09/iWork '09が発表されました。
iWork '09は、数時間後にはトライアル版のダウンロードが開始、ビデオチュートリアルも公開されています。
このバージョンからは、トライアル版にシリアル番号を入力すると製品版になるという仕様になっており、シリアル番号はオンラインにて購入が可能になっています。
多くの製品では、冊子のマニュアルが軽量化され、PDFやビデオチュートリアルにウエイトがおかれています。ましてはエコが叫ばれるこんな時代、捨てるだけのパッケージを購入することに意味はありませんので、非常によい流れであると言えます。
Adobe CS4では、Adobe CS3に引き続き、インターフェイス(UI)に改良が加えられています。 基本的には「よりワークスペースを広く提供する」という理念があると思いますが、正直、迷走しているのではないかと思う点が多々あります。
CS4のUIの考察
CS4でのUIの改良点:
- 1列になったツールボックス(CS3から)
- アイコンパネル(CS3から)
- タブ付きドキュメントウインドウ
- アプリケーションバー
- アプリケーションフレーム
まずは、それぞれについてみていきましょう。
とあるデザイナーが、新入社員に「これ全部コピペしといてね」と作業指示をしました。しばらくして進行状況確認をしたところ、新入社員は指示された作業に手をつけず、違う仕事をしているので、理由をたずねると。「コピペってなんですか」と、逆にたずねられたそうです。
この場合、作業指示をしたデザイナーと作業指示を受けた新入社員、どちらに非があるのか、みなさんはどうお感じでしょうか?
今回のコラムでは、パソコン用語について考えてみたいと思います。
すでにバージョン8になっているAcrobatですが、Professional版/Standard版だけでなく、いつの間にか、Acrobat 3Dなんていうのも出てきたりしています。
ほかに100ライセンスから購入できる「Acrobat Elements」というのもあるのですが、製品情報のページを見ると、「Acrobat 7 Elements」と記載されており、バージョン8では継続されなかったのかもしれません。真偽は、よくわからないです。
「この製品ではできる/この製品ではできない」という差異はユーザー目線としてはわかりにくいですよね。Acrobatの競合製品がたくさん出ている中、「Acrobatならできる/Acrobat以外はできない」の切り分けを行っていった方がよいのではないかと考えます。