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せっかくBridgeのような"橋渡し"のアプリケーションがあるので、IllustratorとInDesignでの合成フォントの共有ができてよさそうなのですが、このあたり(日本語圏のみの機能?のためか)あまりケアされていません。

IllustratorからInDesignへの合成フォントの共有

Adobe Illustrator CS4 ユーザガイド内に次のような方法が紹介されています。

  1. Illustratorの[書式]メニューの[合成フォント]をクリック
  2. [合成フォント]ダイアログボックスで書き出したい合成フォントを選択し、[書き出し]ボタンをクリック
  3. 保存先を選択して[保存]ボタンをクリック
  4. InDesignに切り替えて、[合成フォント]ダイアログボックスを開き、[読み込み]ボタンをクリックして、Illustratorで書き出した合成フォントのファイルを選択

なお、InDesignにはグローバル設定という考え方があるので、ドキュメントを開いていない状態でも合成フォントの設定などの作業を行うことができます。と思ったら、Illustratorでも合成フォントに関しては、ドキュメントを開いていない状態でも作業することができました。

Illustratorの合成フォントの保存先

Illustratorは、合成フォントに関する設定をファイルとして「/Users/takano/Library/Application Support/Adobe/Adobe Illustrator CS4/ja_JP/合成フォント」内に保存しています。

[合成フォント]ダイアログボックスから書き出さなくても、このファイルをそのまま使ってもOKです。

重箱の隅をつつくような話題で恐縮ですが、現状での実装の差異と用語の揺れをまとめてみました。

Illustrator CS4Illustrator CS3InDesign
自動自動メトリクス
オプティカルオプティカルオプティカル
和文等幅(該当なし)和文等幅
pi_1.jpg

InDesignでテキストボックス(テキストフレーム)のサイズを入力した内容にぴったりと調整するときは、ツールボックス内の[フレームを内容に合わせる]ボタンを利用されている方が多いと思います。

1行の場合は上下左右が調整されるのに、何故か複数行の場合は上下の高さしか調整されません。
これって非常に不便ですよね。

Illustrator:[カラー]パネルでカラーモードを変更するには、パネルメニューから変更したいカラーモードを選択します。

AICS-color-mode-005.png

もっとスピーディに行う方法をご紹介します。

Photoshop-eyedropper.gif

DreamweaverやFireworksなどの旧マクロメディア系のツールでは当然なのですが、Illustrator、Photoshopでも次の方法によって、ドキュメントウインドウの外から、[スポイトツール]で色を拾うことが可能です。

  1. [スポイトツール]を選択する
  2. ドキュメント内でクリック
  3. そのままドラッグしてドキュメントの外に移動

なお、Illustratorでは、非常に負荷がかかるらしく、マウスポインタの動きが鈍くなったり、マウスポインタの形状がチカチカ変わることがあるようです。

  • Photoshopでは、ドキュメント内でクリックし続けながらPhotoshopのドキュメントウインドウの外に出ても、マウスポインタはスポイトツールのままですが、Illustratorでは通常のマウスポインタ(Illustrator的には選択ツール)には戻ってしまいます。しかし、Illustratorでも上記の手順でドキュメントの外のカラーは拾えます。
  • 逆に、InDesignはドキュメントウィンドウの外に出てもスポイトツールのままですが、ドキュメントの外のカラーは拾えません。

ネタ元:CreativeTechs Tips » Use the Photoshop Eyedropper Anywhere!(Photoshop 7から実装されている機能とのことです)

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