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2月24日付けの「日刊デジタルクリエーターズ」に掲載したコラムを転載します。

インターフェイスの旅(6)数値入力

今回は、値の入力、特に数値入力を取り上げたい。

▲と▼のセットで値を増減したり、プルダウンメニューから選択したりのほか、入力ボックスの中に数値を入れるだけと思いきや、よくよくみると百花繚乱だ。

こんな質問をいただきました。

>現在、数10ページある資料を作成しております。
Illustrator CSで作業しているのですがページの入れ替えが頻繁にあったり、2ページをA4サイズ1枚で印刷をする。という、面白い作業をしています。
A4、1枚のページを、印刷する時は65%縮小してA4に、2ページつけている。といった感じです。
この作業を行うに、イラストレーターでは限界を感じておりましてなにか良い方法や、ツール、アプリケーションがあれば教えていただきたいのです。
InDesignを購入しようか考えているのですが、Illustrator CSで作成した、データはそのまま読み込めるのか?

Illustrator CSでは、起動時に⌘+option+shiftキー(Windowsでは、Ctrl+Alt+Shiftキー)を押すと、[Illustratorの設定ファイルを削除しますか?]のダイアログボックスが表示されました。

Illustrator CS2ではこの機能がなくなってしまっているようです。回避方法は次の通り。

[角丸四角形]ツールで描画した四角形をバウンディングボックスや[拡大・縮小]ツールで拡大縮小すると、角の丸みが変形してしまいます。

dtp_transit009.jpg

角の丸みの形状を保持しながら、大きさを変更したい時には、[ダイレクト選択]ツールで、角の丸み部分のアンカーポイントを選択して大きさを変えていきます。

dtp_transit011.jpg

dtp_transit012.jpg

[線]パレット(CS以前は[線種]パレット)では、波線やジグザグ線の設定はできません。フィルタや効果メニューで実行します。

直線を選択し、[効果]メニューの[パスの変形]→[ジグザグ]を実行します。

dtp_transit003.jpg

[ジグザグ]ダイアログボックスで、[ポイント]を「滑らかに」にすると波線、「直線的に」にするとジグザグ線に設定できます。あとは、大きさや折り返し回数を設定します。

dtp_transit004.jpg

dtp_transit005.jpg

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