【Illustrator】カテゴリの記事

8月6日、アップルストア銀座にて『Illustrator 8.0からCS2にキャッチアップ』セミナーが開催され、このサイトの執筆者のひとりである鷹野雅弘が講師を担当しました。

アンケートにご回答いただいた方には、プレゼンテーションファイル、サンプルファイルをダウンロードいただけるようにご案内しました。

IllustratorではCS以降、文字のエンジンが刷新され、一見、InDesignと同じだ。しかし、内部では異なると聞かれるし、実際、メニューなどの文言でも統一されていないことがある。

たとえば、InDesign CS2では、カーニングに「メトリクス」「和文等幅」「オプティカル」があるが、Illustrator CS2では「自動」「オプティカル」のみだ。 InDesign CS2の「メトリクス」は、Illustrator CS2では「自動」にあたる。

画像:Illustrator CS2/InDesign CS2:文字バレットの比較

Illustratorを使う上で、下記の操作は1日に何度も使うのではないでしょうか?

  • 「塗りを白、線をなしにする」
  • 「塗りをスミ(黒)、線をなしにする」
  • 「塗りをなし、オモテケイ(スミ、0.1mm)にする」
  • 「塗り足しのために、各辺3mmずつ広げる」
  • 「塗りと線をなしにしてからトンボを作成し、トンボをロックする」
  • 「塗りはそのまま、線をなしにしてからトンボを作成し、トンボをロックする」

いずれも簡単な操作の組み合わせですが、急いでいるときにメニューから選んだり、ツールパレットを使いながら作業するのは時間のムダです。

icn_sw.aia_128.pngこれらをワンアクションのショートカットで利用できるようなアクションをご用意しました。

ダウンロード後に解凍し、[アクション]パレットの[アクションの読み込み...]で選択すると使えるようになります。

[アクション]パレットには下記のように表示されます。アクション名をダブルクリックすれば、キーボードショートカットの再アサインが可能です。

こちらを参考に、頻度の高い一連の作業はアクションに登録されるとよいでしょう。

takano_mni.jpg2006年8月3日と6日、アップルストア銀座にて、Illustrator、InDesignに関する無料セミナーに鷹野雅弘が出演します。

8月3日は、IllustratorユーザーのためのInDesign入門。8月6日には、Illustrator 8.0からIllustrator CS2にキャッチアップ。いずれも過去に行ったセミナーの再演です。

ご興味あれば、ぜひお出かけください。

文字ツールで、テキストオブジェクトを作成しようとクリックすると、グラフィックオブジェクトがテキストを入れるテキストエリアに変換されてしまう。という質問をいただきました。

これは、クリックする場所に注意!なのです。

下図のツールは、左から[文字ツール]、[エリア内文字ツール]、[パス上文字ツール]です。

dtp_transit014.jpg

このようにツールが分かれているので、エリア内テキストにしたい時は[エリア内文字ツール]を、パス上テキストにしたい時は[パス上文字ツール]を使えばいいと思いこんじゃいますよね。たしかに間違いではないのですが、[文字ツール]もクリックする場所、そしてオブジェクトの形状によってその他のツールに切り替わってしまうことを覚えておきましょう。

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