【【2006年2月】カテゴリの記事一覧】
[角丸四角形]ツールで描画した四角形をバウンディングボックスや[拡大・縮小]ツールで拡大縮小すると、角の丸みが変形してしまいます。
角の丸みの形状を保持しながら、大きさを変更したい時には、[ダイレクト選択]ツールで、角の丸み部分のアンカーポイントを選択して大きさを変えていきます。
大塚商会が「アドビCS2製品 徹底活用セミナー InDesign編」という無料セミナーを開催すると案内していました。
[線]パレット(CS以前は[線種]パレット)では、波線やジグザグ線の設定はできません。フィルタや効果メニューで実行します。
直線を選択し、[効果]メニューの[パスの変形]→[ジグザグ]を実行します。
[ジグザグ]ダイアログボックスで、[ポイント]を「滑らかに」にすると波線、「直線的に」にするとジグザグ線に設定できます。あとは、大きさや折り返し回数を設定します。
【QuarkXPress 6.xのグラデーションが汚い】
原因:ソフト内部仕様の変更
QuarkXPress 6.x以降のグラデーションは、QuarkXPress 5以前のグラデーションと内部記述が変わりました。
QuarkXPress 6.xのグラデーションは、PostScript記述情報として処理されるため、滑らかなグラデーションになりません。RIP側の解析で従来どおりのスムーズシェーディングとして処理できなくなりました。スムーズシェーディング処理では画像として変換されるため滑らかさを保てますが、通常のPostScript処理の場合、PowerPointのグラデーションなどに見られるようなブレンド処理になります。
対処:QuarkXPress 4.xバージョン用に保存しなおす
QuarkXPress 4.xバージョンドキュメントとして保存しても問題ないデータならば、下位バージョン保存して、出力しなおします。
QuarkXPressの使用バージョンは、3.3〜6.5まで多岐にわたるようになりました。 圧倒的に支持されているのは依然、QuarkXPress 3.3Jです。入稿データの多くが3.3〜4.1を占めています。 それ以降のデータが入稿された場合、これまでとは異なった現象が発生しています。
【QuarkXPress 6.x、PDF書き出ししたデータが出力できない】
原因:ソフト内部仕様の変更
従来のQuarkXPress 4.1でのPDF書き出し機能は、バックグラウンドでAcrobatDistillerを使用しました。 QuarkXPress 6.xでは、内部にDistillerと異なるPDFエンジンを搭載しています。
対処:AcrobatDistillerでPDF変換する
QuarkXPressからPostScriptファイル書き出しを行い、Acrobat DistillerでPDF変換したものを入稿いただく。