【【2006年1月】カテゴリの記事一覧】
[画面メニュー→ポイントにスナップ]がオンになっているのに、アンカーポイント同士のスナップがきかないという質問をいただきました。
調べてみると、スナップ先のオブジェクトがロックされていました。ロックしているオブジェクトにはスナップがききません。
そんなときには、[画面メニュー→スマートガイド]をオンにしてみましょう。スマートガイドは、他のオブジェクトを基準にしてオブジェクトを整列、変形するときに一時的に表示されるガイドです。
すると、ロックしてあるオブジェクトのアンカーポイントにドラッグして近づけていくと、画面に「アンカー」と表示されスナップ時と同様に吸着します。
Illustratorでは、線に幅と色を設定すると、描画したパスを中心に外側と内側にそれぞれ均等に広がります。つまり10ptの幅を設定した場合には、外側に5pt、内側に5ptの線幅がつきます。
外側にのみ線幅を出したい場合は、「アピアランス」パレットを使用し、塗り部分を線の前面に出せばOKですが、内側のみという設定はありません。
質問の内容は、例えば底辺3cmの三角形2つをスナップさせて(アンカーポイント同士を重ねて)配置すると、困る点が2つあるというものです。ひとつは、2つの図形が重なっている部分に角を出すことができない。もうひとつは、線幅が外側に付くことによって、実際に描画したパスの底辺3cmよりも大きくなってしまうということでした。
Macintosh、Windowsともにすべてのファイルが表示されます。ダブルクリックすれば、所定のアプリケーションで開きます。
###Macintosh:
- Illustratorドキュメントにドラッグ&ドロップすることはできません。
###Windows:
- Illustratorドキュメントにドラッグ&ドロップすることができます。ただし、Illustratorドキュメントに何かオブジェクトがあると、自動的に新規ドキュメントが作成され、そのドキュメント内に配置されます。バグっぽい挙動です。
環境設定で「単位をミリメートル」に設定しているにもかかわらずファイルを開いた際に、「情報パレット」などでは「px」表示されてしまう、という質問をいただきました。
環境設定での単位設定は、新規書類を作成する際の「新規書類」ダイアログボックスに表示される単位の「初期値」です。
「パスファインダの拡張ボタンが押せません」という質問をいただきました。
なるほど、拡張ボタンがグレーアウトして押せないようになっています。
[拡張]ボタンは、[パスファインダ]パレット内にあります。 Illustrator 10以降、パスファインダの[形状エリアに追加]や[型抜き]などを実行しても仮の状態で実行されていますが、[拡張]ボタンをクリックすると、完全にひとつながりのパスに確定されます。 Illustrator 9.0以下では、パスファインダを実行すると、拡張されてしまいました。