紛らわしいネーミング
Adobe CSのパッケージのみにバンドルされる「Version Cue」。なんとも名前が紛らわしい。
字面を見れば問題ないが、「バージョン・キュー」と音だけ聞いて、「Mac OS 9」をイメージする人や、「Illustrator 9.0」をイメージする人が確実にいるだろう。
それに、次のバージョンができたら、「Version Cueの最新バージョン」とか言わなければならない。その辺、誰も考えないのだろうか...
さて、その「Version Cue」、結構使える。
たとえば、Illustratorだったら、入稿する前にフォントをすべてアウトライン化する。となるとファイルが2つになるのだが、「Version Cue」のバージョニング保存を使えば、1ファイルで、2つ(もちろんそれ以上もアリ)の状態を持つことができるのだ。
アウトライン化する前のファイルを保存せずにいて、青ざめたことのある方には重宝する機能だろう。