文字入力のスピードと精度を上げる(単語登録をもっともっと活用しよう)
近年、すごく思うのは、仕事の中でテキストを書いているウエイトが増えているということ。
メールしかり、SNSしかり、プロジェクト管理(よくサイボウズLiveを使っています)しかり…
仕事とはコミュニケーションであり、ただ成果物をつくるだけでなく、申し送り事項をきちんと行うことはもちろん、デザイン案レベルのものでは、こだわりや裏付けなどがきちんと表現されているかどうかで伝わり方に差がつきます。
文字入力のスピードと精度を上げるための方法などをリストアップしてみます。
- タイピングのスピードを上げること
- 単語登録を活用すること
- クリップボード拡張ユーティリティを利用すること
- 使いやすいキーボード(マウス、マウスパッド)にこだわること
- USキーボードを使うこと
- caps lock機能ははずしておくこと
- 再変換を使うこと(ATOKの場合、control+shift+Y)
- 郵便番号変換を利用する
- アプリケーションのスペルチェック機能を使う
- 括弧類は、起こし/閉じと入力して、1文字戻って入力する
- アウトラインエディターを利用する
- Markdownを利用する
- 連続したデータや計算が必要な場合などには、Excelを利用する
- カーソル移動にはEmacsキーバインドを使うこと(アドビのアプリは非対応)
- ブラウザでサイト名/リンクを拾うには、Make Linkを使う
必ず取り組みたい3つ
このうち、最初の3つは必ず取り組みたいことですが、「単語登録を活用すること」と「クリップボード拡張ユーティリティを利用すること」は、いうなれば「いかに入力を減らすか」とも言えます。
タイピングのスピードを上げること
タッチタイピング(ブラインドタッチ)はもちろんですが、正確な指使いを行うほど、指の移動が減ります。
単語登録を活用すること
用語やフレーズなどを登録しておけばスピーディに、かつ、ミスなく入力できます。裏付けのために、サイトをチェックするなどの手間も省けます。
私の場合、ATOKを使い、かつ、ATOK Syncでクラウドにそのデータを保存することで、新しいマシンでもすぐになじんだものとして使うことができます。
クリップボード拡張ユーティリティを利用すること
デフォルトのクリップボードは直前にコピー(カット)したものしか覚えてくれません。クリップボード拡張ユーティリティを利用すれば、「さっきのアレ」を簡単に呼び出すことができます。
私の場合、ClipMenuを使っています。
単語登録に何を登録するのか
自分の名前、住所、電話番号
ある意味、一番入力するのは自分の名前です。
- なまえ:(自分のフルネーム)
- じゅうしょ:(自分の住所)
- でんわ:(自分の電話番号)
括弧類
かっこ:“”、[]、【】
製品名、企業名など
- ふぉと:Photoshop、Photoshop CC、Photoshop CS6
- てん:Mac OS X、OS X Mavericks
- ふぇいす:Facebook
- ふぁい:Fireworks、Firefox
- あい:iTunes、iPhone、iPad
- ういん:Windows、Windows 8
機能名
- あぴ:アピアランス、[アピアランス]パネル
- すお:スウォッチ、[スウォッチ]パネル
人名
すぐに出てこない人名
定型句
- おせ:お世話になっております。スイッチの鷹野です。
- よろ:よろしくお願いします。
- あり:ありがとうございます!
- つい:ツイートは下記にまとめました。
キーボードショートカット
- こま:command+、commandキー、command+
- おぷ:option+、optionキー
たとえばDTP Transitでは「command+option+shift+Sキーを押して」とか、よく入力するんですが、「きー/こま/おぷ/しふ/Sきーをおして」と入力しています。
罫線
- せん:--------------------------------------
コーディング
主にMarkdownで記述するときなどに
- いめ:<img alt="" src="" />、<img alt="" src="" width="" />
- ふろ:class="right"
- うい:width=""
- かい:<br />
- ぴー:<p></p>
- ふる: class="fluidimage"
- しー:https://cssnite.jp/
その他
PDFやファイルを添付したり、ダウンロードを案内するときなど。
- ぴー:(PDF、ページ、MB)
- めが:(MB)
- えむ:(MP3、、MB)
最後に…
「2回以上、入力した用語は単語登録すべし!」