Jeditで原稿整理(4)複数一括置換
Jedit Xの「複数一括置換」は、表記統一にとても役立ちます。
おおまかな手順
- [検索]メニューの[検索]をクリックして、[検索]ダイアログボックスを表示する
- [複数一括置換]タブに切り替える
[検索文字列]、[置換文字列]それぞれに入力していく
クエリーの保存
クエリー(検索条件)は、[検索]ダイアログボックス内の[保存]ボタンをクリックして書き出すことができます。
書き出し形式は「.txt」ですが、そのファイルを開くと、次のように「検索文字列(タブ)置換文字列」のセットになっています。
これはつまり、Jedit X内でクエリーを入力しなくても、このテキストファイルを“育てて”いけば、表記統一にあてる作業時間を大幅に短縮できます。
クエリーの読み込み
[検索]ダイアログボックス内の[読込み]をクリック、さらに、[その他]をクリックして、テキストファイルを選択することでクエリーを読み込むことができます。
履歴をクリアするまでポップアップリストに残りますので、一度使ったものはそこから選択します。
複数でなくてもよい
[検索/置換]タブの方は、検索、置換、それぞれの履歴を読み込むことはできますが、セットで呼び出すことはできません。
「複数一括置換」の[読込み]からなら、セットで呼び出すことが可能です。
こちらの例では、正規表現のクエリーを読み込んでいます。
ご参考までに、こちらのクエリーは、
1-3年〓53人〓(24.4%)
10年以上〓49人〓(22.6%)
3-5年〓36人〓(16.6%)
5-10年〓66人〓(30.4%)
を(〓はタブ)
1-3年:53人(24.4%)
10年以上:49人(22.6%)
3-5年:36人(16.6%)
5-10年:66人(30.4%)
のように置換します。
- 最初のタブを「:」に
- 2つ目のタブを削除
- パーレンを全角に