【鷹野雅弘】による最近のブログ記事

InDesignのアドバンテージを考えてみました。

  • 印刷用のデータを作成できる(これがホームポジション)
  • Illustrator、Photoshop、PDFなど、手元の素材系ファイルをバシバシ貼れる(これはKeynoteも同様)
  • 自動カーニング、合成フォント、文字組みアキ量設定(句読点の後のアキ、括弧類、和欧間の調整)などを使って美しい文字組版を実現できる

長文/複数ページに必要となる目次、索引、相互参照、脚注などは、Wordとバッティングするし、マスターページを使って同じ体裁のページを量産していく様は、PowerPoint/Keynote的な側面もある。一方、段落スタイル/文字スタイル、先頭文字スタイル/正規表現スタイル、セルスタイル/表スタイル、オブジェクトスタイルなどを使ってシステマチックに組み上げていくのは、Webページみたい。こうしてみると、いろいろな顔があっておもしろい。

表にまとめてみました。

WebWordPowerPointKeynoteIllustratorInDesign
拡張子.html.docx.pptx.key.ai.indd
カラーモードRGBRGBRGBRGBRGB/CMYKRGB/CMYK
マスター
ページ
マスター

なし
*1


*2
ありありなしあり
入れ子 可能
自動ページ番号-
組版自動カーニング
合成フォント
句読点の
後のアキ
括弧類
和欧間の調整
複数ページ目次
索引
相互参照
脚注
画像の
配置
リンク/埋め込みリンクリンク、
埋め込み
埋め込みリンク、
埋め込み
基本はリンク
(埋め込みも可能)
Illustrator
(.ai)
*3
GIF/JPEG/PNGに変換
またはSVGに変換
Photoshop
(.psd)
GIF/JPEG/PNGに変換する
PDF
インライン(img)
独立
書き出しPDF*4
PDF/X
インタラクティブ
PDF
EPUB*5
電子書籍(DPS)
プレゼン
テーション
アニメーション
トランジション
スライドショー

Wordで普通に組むと、次のように和欧間が空きすぎたり、句読点の後がちょっと狭くなってしまいます。

でも、ちょっと設定をいじるだけで、次のように組むことが可能です。

2014年2月、東京、福岡、名古屋、大阪、札幌で『CS vs CC 徹底比較セミナー』(主催:アドビ システムズ)が開催されます。参加費はいずれも無料。

CREATE NOW DESIGN TOUR『CS VS CC 徹底比較セミナー』では、まだCreative Cloudへ移行していないデザイン、印刷、DTPユーザーにぜひ知っていただきたいセッションをご用意しました。セミナー開催地は全国5カ所。第一線で活躍するプロユーザーに過去バージョンとの比較デモを披露していただく他、各開催地の地元のクリエイターや印刷会社様に導入事例をご紹介いただくなど、ここでしか聞けない価値ある情報をお伝えします。

  • 2月7日(金)東京
  • 2月12日(水)福岡
  • 2月19日(水)名古屋
  • 2月20日(木)大阪
  • 2月26日(水)札幌

このうち、東京(2.7)、札幌(2.26)の回に、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演します。

“細かすぎて伝わらない”系の Illustrator CC(17.1)の改良点です。

アートボードのサイズを編集時、(バウンディングボックスのように)optionキーを押しながらハンドルをドラッグすることで中心点を保持できるようになりました。

Illustrator CC(17.1)アップデートについてご紹介します。

ライブコーナー

ダイレクト選択ツールでアンカーポイントを選択すると、パスの内側に新しいUIパーツ「コーナーウィジェット」が表示されます。これをドラッグして角丸を設定することができます。

特定のアンカーポイントを選択しているときにはそのアンカーポイントのみ、特定のアンカーポイントを選択していないときには、すべてのアンカーポイントが対象になります。

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