【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
テクニカルライティング、つまり、マニュアルや技術的な解説を目的とした執筆は、小説などを書く作業とは大きく異なります。 突き詰めていくと、同じとも言えないくはないのですが、テクニカルライティングには基本的に、芸術的な意味での「文才」や、"ひらめき"は不要です。
次の手順に沿って進めればそれなりの文章にはなります。
- まず、テーマの沿ってネタとなる小さなトピックを「項目出し」します。単語、または短く"言い切り"のままで、文章にする必要はありません。この時点では、順番などを考えず、また、ボツになりそうなものも入れておくとよいでしょう。
- ネタをグルーピング(分類)して、ラベル(見出し)を付けます。どこにも属さない、または、ネタは「ペンディング」のグループに入れておきます。
- できれば、この段階で1日くらい寝かせましょう。すると「そういえば、アレもあった」と出てくるハズ。
- グルーピングしたものを順番などを検討しながら、過不足がないかを再検討します。この段階では「流れ」を重視します。
- 「この文章全体で言いたいことを一言でいうと?」という視点で見ながら、詰め込みすぎてしまっている場合には、バッサリ切り捨てましょう。この勇気を持つことは大切です。
- ここまでの「骨組み」ができたら、ようやくネタを文章にします。
- ある程度できたら、少し寝かせて(=時間をおいて)新鮮な目で文章をチェックします。その際、音読しながらチェックすると、流れやリズムをチェックするのに役立ちます。
たとえば、次のような図版を制作する際、文字を入力したデフォルトの状態(左寄せ)ですと、フォントやフォントサイズを変更した際に、文字の位置がずれてしまいます。
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