【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
過去のAdobe CSでは、ユーザー登録のプレミアとして配布されていたりした「りょう」フォントですが、Adobe CS4では、追加インストールが可能です。
小塚ゴシック/明朝の「かな」は癖があるので好まない方は、「合成フォント」機能を使ってりょうと組み合わせると検討してみてください。若干、こぶりになっていてバランスもよい感じです。
Design Premiumの場合には「コンテンツ」と書かれたディスク(Adobe CS4 Design Premium Content)内の「English」-「Goodies」-「Fonts」内に入っています。
インストーラは用意されていないので、手動でインストールする必要があります。
M.C.P.C.にてAiVersionCheckerがリリースされています。
白紙アイコンになったAIファイルの保存バージョンと作成バージョンを表示するMac OS X用ドロップレットソフト、AiVersionChecker 0.1をリリースしました。
2009年5月20日、ベルサール六本木で開催されたAdobe Design Summit 2009「アドビティップスDAY」のレポート第二弾です。
InDesignセッション:森 裕司さん(ザッツ/InDesignの勉強部屋)
InDesignといえば、森さんという感じですが、新しい発見もあり、実のあるセッションでした。下記はメモ。
- [編集→選択範囲へペースト]を使うと、フレームをフレーム内に入れることができる。入れ子の入れ子も可能。
- [編集→選択範囲へペースト]を使って、表組みを作成したフレームを、角丸のフレーム内にペーストすれば、角丸テーブルができますよ。
- インタビュー記事などで、話し手の書式を自動で変更するには先頭文字スタイルが便利。先頭文字スタイルは複数設定できる。文中で「」で囲まれた強調したい語句などにも、「で区切り:スタイルなし、」を含むで、文字スタイルを適用すればよい。
- さらに「繰り返し」設定を使えば、複数出現する場合にも対応できる。
- 文字に囲み罫を設定するには、kakomi.jsxが使える。ディザInDesignさんが無償配布されています(ほかにもたくさん)。
追記:
2009年5月20日、ベルサール六本木で開催されたAdobe Design Summit 2009「アドビティップスDAY」に参加してきました。
Photoshopセッション:工藤 美樹さん(こびとのくつ)
レタッチを生業に(「リタッチャー/ビジュアルテクノロジスト」と呼ばれていました)している希有な存在として、「すごいよ!」と前評判が高く期待のセッションでした。
時間の大半を裂いて、これまでのお仕事などを見せていただいたのですが、どこにどう手を入れているのかがわからないので、あまりそのすごさがわからず...
そうは言っても、実際の案件で、途中過程など残しているわけもなく、また、見せられるわけもなく、とは思います。機会があったら、ぜひもっとお話を聞きたいです。
メモ:
- より長く自然なストロークを得るため、タブレットはA3サイズ。Photoshop CS4の[回転ビュー]ツールがない時代は、描きやすいストロークのために身体を曲げていた。
- [回転ビュー]ツールでぐるっとドキュメントを回転させて、逆側から見ると、アートワークに不自然なところがないかをチェックするのに最適。
- 「66.6%」などの表示の際、これまではジャギっていたら、Photoshop CS4ではこれがなくなった。これは朗報。
- すごくたくさんの(調整)レイヤーを使う場合、ダブルクリックして開くだけでもかなりの手間暇。ダイアログボックスを開かずに、[色調補正]パネルで調整できるのは効率化に直結。