【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
不慮のデータ損失は、プロとして言い訳できない。しかも、損失したデータを取り戻すための時間や労力は、金額にしたら相当な額になるだろう。
ハードやソフトは稼げばまた買えるが、時間をかけても同じようにできないデータも少なくないものだ。マーフィーの法則よろしく、手を抜いたときに消失してしまうのがデータである。ここでは、「データは財産」という観点からとらえていきたいと思う。
まず、バックアップの三箇条についておさえておこう。その三箇条とは「バックアップ先は異なるメディアに」、「バックアップは最低ふたつ」、「朝イチにやる」である。
バックアップ先は異なるメディアに
同一ハードディスク内の複製はバックアップとは呼ばない。そのボリュームごとお陀仏になればすべてがお釈迦になる。
そこで、別のハードディスク、MO、CD-R、DVD-Rを活用しよう。CD-Rに劣らず、DVD-Rのメディアも安価なものが出回ってきた。
また最近、ブロードバンド化にともないFTPサーバにバックアップするという選択肢も現実的なものとなっている。たとえオフィスごとなくなったとしても、別の場所に保存されているという意味では究極のバックアップといえる。
アドビから新しいOpenType書体「かづらきフォント」が発売されました。アドビストアで5000円にて販売開始されています。
日本語フォントは、仮想ボディと呼ばれる正方形のグリッド内にデザインされていますが、この「かずらき」は文字ごとに文字の幅や高さが異なります(右は、かずらきを使ってIllustratorで組んだもの:カーニングは「0」に設定。「継」だけ明朝になっていますが、かづらきは、すべての字体を持っているわけではありません)。
また、「この」「これ」「こと」「して」などは「合字」扱いで一続きの文字として表現されるようになっているとのことです。
2010年3月27日、大橋会館(池尻大橋)にて【DTPの勉強会(仮称) 第0回】が開催されます。あかつき@おばなのDTP稼業録を運営されている尾花さんが主催となって実験的に開催されるセミナーです。
初回(第0回)は、Adobe Bridge、かづらきフォントを取り上げるそうです。
詳細・お申し込みは、「あかつき@おばなのDTP稼業録」内の告知エントリーから。
ファイル添付のマナーとルールにて触れたように、複数のファイルを渡すときには、ファイルの数やファイルのリスト(とメモ)をお知らせすると、受け取った人は安心。
ファイル名をテキストとして利用するには、複数のファイルを選択して、command+Cキーを押した後、次の手順で行う。
- Jedit(プレインテキスト):command+Vキー
- テキストエディットの場合:[編集]→[ペーストしてスタイルを合わせる]
- Mail:画像ファイルの場合には、[ペーストしてスタイルを合わせる]を実行してもプレビューが表示されてしまうので、ほかのアプリを介してコピー&ペースト
Illustrator CS2以降、FinderからIllustratorに画像をドラッグ&ドロップで配置することができるようになった。[ファイル]→[配置]では、ひとつずつしか配置できないが、ドラッグ&ドロップなら複数ファイルを一挙に配置することが可能だ。 なお、配置された画像はリンクされる。
一方、Illustrator CS4以降は、アプリケーションフレームが搭載されたため、Illustratorドキュメントの背面にFinderウィンドウが見えない。
- Finderに切り替えて、ドラッグしたいファイルを選択し、ドラッグをはじめる。なお、デスクトップをリスト表示で開きたい場合にはcommand+shift+Dキーを押す。
- command+tabキーを押してIllustratorに切り替える。まだ、ファイルはドラッグしたまま。
- Illustratorドキュメント上でマウスボタンを放す(ドラッグ終了)。