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文字ツール(エリア内文字ツールではなく)で適当にドラッグすれば、テキストエリアを作成することができますが、あらかじめ大きさを決めておきたい場合には長方形ツールでクリックして幅/高さを指定します。

  1. 文字ツールを選択すると、マウスポインタはIビーム(i-beam1.png)になります。
    AICS4-textarea-001.png
  2. 四角形の辺の近くにマウスポインタを移動し、Iビームの形状がi-beam2.pngに変わったらクリックします。
    AICS4-textarea-002.png
  3. 四角形の塗りや線の情報は消えます。文字を入力、またはペーストで流し込みます。AICS4-textarea-005.png

Illustratorでテキストエリアの大きさを変更したいとき、[変形]パネル([W][H])を使うと長体/平体がかかってしまいます。

AICS4-textarea-007.png

Illustratorで文章を扱うとき、矩形エリアに文字を流し込んだままではなく、次の4点は、最低限設定します。

  • 行送りの設定
  • 均等配置(行頭行末揃え/ジャスティファイ)
  • 禁則
  • 文字組み(約物前後や和欧間のスペースの設定)

逆を言えば、Illustratorではポイントテキスト(文字ツールでクリックして入力したテキストオブジェクト)を前提としています。

AICS4-mojikumihan-013.png

aics4-kuromaru-2.png

図版上に黒丸数字を配置する場合、数字部分が透明になってしまいます。ベタ(単色)であれば問題になりにくいのですが、写真など配置する場所によって背景が異なる場合にはあまりうまくありません。

対策は2つです。

ドキュメント内で設定したフチ文字などを、ほかのオブジェクトにも適用させたい場合には、グラフィックスタイルを使うと2つのメリットがあります。

  • ほかのオブジェクトに同様のスタイルを、スピーディに行える
  • 修正が生じる場合に、一括変更が可能

AICS4-graphicstyle-010.gif

グラフィックスタイルは、「スタイル」機能としてIllustrator 9.0から搭載。Illustrator CSからは、段落スタイル/文字スタイルが搭載されたため、「グラフィックスタイル」と名称が変更されました。

グラフィックスタイルの適用は次の手順で行います。

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