【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
5月28日の開催のMMNセミナー(博多)の『電子書籍NOW〜デジタル読書は定着するのか?』セッションのフォローアップとして、セッション内で扱った(+α)の参照リンクをシェアします。
動向など
InDesignドキュメントのバージョンを自動判別して制作したバージョンで開くユーティリティInDesign GleeのInDesign CS5.5に対応版1.2がダウンロード可能になっています。
ものかのさんに感謝。
Digital Publishing Suiteを活用するためには、InDesign CS5.5をインストール後、Folio Producer tools for InDesign CS5.5のダウンロードしてアップデートします(その後、Mac OS Xごと再起動)。
これによって[Overlay Creator]パネル、[Folio Builder]パネルがアップデートされます([Overlay Creator]パネルにいたってはガラリとUIが変わります)。
また、「アプリケーション/Adobe」内にローカル環境で.folioファイルをプレビューするAdobe Content Viewer.appがインストールされます。
直リンクはこちら。
InDesign CS5.5がリリースされました。
InDesign CS5では「できない」、「できるけど面倒」、「書き出した後に処理が必要」などの10個が改善されています。「InDesign CS5では...」という切り口で、ご紹介します。
段落スタイル名を英数字に変更する手間がかかる
これまでは、<p class="段落スタイル名">
のように扱われるため、ePub書き出しを行う際には、段落スタイル名を英数字に変更しておく必要がありました。
また、見出しタグ(h1/h2/h3/h4/h5/h6)にしたい場合には、目次機能を使って、見出しに設定したい段落スタイルを指定しておく必要がありました。
InDesign CS5.5では[段落スタイルの編集]ダイアログボックスで、それぞれの段落スタイルにどのタグ(要素)を対応させるのかを選択できるようになりました。p要素のほか、h1/h2/h3/h4/h5/h6をデフォルトで選択できます。クラス属性の指定を明示的に行わない限り、設定されませんので、不要なクラス属性を削除する手間も不要になります。
文字スタイルでも同様です。これまではすべてspan要素として扱われましたが、デフォルトではspanのほか、strong要素、em要素(いずれも強調を示す要素)を選択可能、カスタムの要素を割り当てることができます。
2011年5月17日、ベルサール西新宿で開催した第125回バンフーセミナー「InDesignをコアとした電子書籍ソリューション2:Digital Publishing Suite制作フロー」に多数ご参加くださり、ありがとうございました。
- Folio Producer tools for InDesign CS5.5/CS5.0のダウンロード
- 集中連載:おさえておきたい電子書籍・電子雑誌の今|Adobe(アドビ)ソフト通販
- Murasaki(ePubリーダー)
- Pano2VR:
正距円筒図法のパノラマ画像を Overlay Creator に必要な6枚の画像に変換できるツール - どこが変わった? Adobe CS5.5の新機能を紹介(InDesign CS5.5) ToolGarage
- アップル - 採用情報 - 本社での仕事を探す - iBooks Manager
- YouTube - Adobe Eazel: Creating Textures and Patterns
- InDesign CS5.5でのePubまわりの10の強化ポイント - DTP Transit
追記(2011年5月26日):
最低の初期費用を1,355,000円とお伝えしましたが、最低600,000円でスタートできるようです。
サイトの方はまだ変わっていませんが、、プラットフォーム費用に5000ダウンロードが含まれ、足りなくなったらサービス費用(25,000ダウンロード/625,000円)を追加すればよくなるそうです。なお、サポート費用(130,000円)も不要になるようです。