【鷹野雅弘】による最近のブログ記事

魚津システムさんに[テキストフレーム配置ツール]というのを作っていただきました。

開発の経緯

InDesign-newtool-01.jpg

Illustratorの場合、テキストツールは次のように動作します。

  • クリックすればテキストオブジェクト
  • ドラッグすればテキストエリア(エリア内文字)

一方、InDesignでは、同じアイコンを使っていながら次のように挙動が異なります。

  • クリックしても何も起こらない(アラートも出ない)
  • ドラッグするとテキストフレームが作成され、文字入力が可能に

「テキストフレームを作らなければならないんだったら、テキストツールでクリックさせてくれてもいいのに」と、魚津さんに話したところ、「作ってみましょうか?」とお話しいただき、実現に至りました。

先日のWWDCにて、10.7(OS X Lion)が7月にリリースされると発表されました。このバージョンからMac OS Xではなく、(Macが取れて)OS X Lionと呼ぶようです。

features_finder_imac.jpg

DTPまわりのワークフローを変える機能としてはこのあたりです。

  • Mission Control:Exposéの進化形
  • Launchpad:iOSスタイルのランチャー
  • フルスクリーンアプリケーション
  • オートセーブ、バージョン
  • 再開(終了時のウィンドウなどの状態を、次回起動時に復元)

iOSの影響を受けた、と言われますが、これまでのMac OS Xの進化と異なり、日々のワークフローに落とし込むまでには時間がかかりそうです。

Rose Toyoko Konさんが「I Love Typesetting」ブログにて、InDesignによる欧文組版の基本操作と題して、連載を行われています。

このあたりまとまった記事がないので、貴重です。ぜひご一読ください!

KeynoteやPowerPointなどのプレゼン制作アプリで、Webサイトへのリンクを作成すると、リンクを示すアンダーラインが付きます。サイトを使う場合には、リンクであることを示すものとして残すべきですが、プリントアウトしたり、プレゼンのスライドとして使う場合には不要です。

keynote-underline-02.jpg

Digital Publishing Suiteが近々にサービスインするようです。5月20日にリリースされたInDesign CS5.5およびInDesign CS5には、Folio Producer toolsのアップデートによって制作についてはすでに可能になっています。

ベータ版

ベータ版は次のようなフローでした。

dps-beta.jpg

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