【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
「すごく忙しそうなのに、ブログ(このDTP Transit)とか書いてる時間、よくありますよね」と言われることがよくあるのですが、調べてわかったことでも忘れてしまったり... 一番の読者は未来の自分。つまり、「情けは人のためならず」なのです。
- 改めて文章にしてみると、整理できる
- 操作方法や手順など、社内での標準化、という考えを忘れてはならない(業界全体が広い意味での"社内"ともいえるし)
なかなか踏み出せないという人のために、少しだけ書いておくと、
- 誰も知らない特別なノウハウを書く必要はない
- 間違ったことを書いてもいい。というか、正しいと思って書いていても間違っていたり、もっとスピーディな方法があることはあるし、誰かが指摘してくれるかも
- ごくまれに何かいう人がいるかもしれないけど、スルー力を身につけよう
- ドメイン取ったりしなくて、無料ブログや、今だったらTumblrではじめるのがいいかも
- 更新頻度を名言する必要はないし、時間が空いてしまっても何の問題もない(自分のため、と割り切る)
「ここで紹介されているコレっていいね」みたいな記事もアリなんじゃないかと思います。とりあえず、DTP Transitの記事は転載等、ご自由にどうぞ。
英語圏では「Lorem Ipsum」というダミーテキストが有名ですが、日本語のダミーテキストとなるとちょっと困ってしまいます。
青空文庫からコピー&ペーストするとかもあるのですが、次のようなツールがあります。
すぐ使えるダミーテキスト - 日本語 Lorem ipsum
ダミーテキストジェネレータ | Web制作小物ツール - dounokouno.com
こっちの方が文字数を指定できるのがいいかも。
QuarkXPressをやってきた方はご存じだと思いますが、Illustratorユーザーの方がピンと来ないものとしてInDesignにはグローバル/ローカルという考え方があります。
たとえば、デフォルトをこのフォントにしたいんだけどな、というとき、Illustratorではドキュメントプロファイルを変更します。言い換えれば、ドキュメントプロファイルというテンプレートを複製して新規ドキュメントを作っているのがIllustratorです。
一方、InDesignにはドキュメントプロファイルはありません。その代わりに、ドキュメントを開いていない状態で[文字]パネルでフォントなどの変更が可能です(Illustratorはできない)。
すると、次から新規に作成するドキュメントはこれを参照します。これがグローバルという考え方です。いいかえれば、次のように整理できます。
- ローカル:そのドキュメントのみの設定
- グローバル:ドキュメントに関わらない共通設定
ただ、改めて検索したところ、グローバルはInDesignの正式な用語ではないようです。
追記
市川せうぞーさんからコメントいただきました。ありがとうございます。
InDesignでは、グローバル/ローカルでなく、アプリケーションデフォルト/ドキュメントデフォルトと呼ぶそうです。こちらの方が意味がわかりますね。
Illustratorではパネルの項目名をクリックしてデフォルトに戻すことができます。
目次や索引、相互参照(参照ページへのリンク)など、最近はInDesignで完結するように作業しているのですが、相互参照のUI(インターフェイス)が悲しいのです。
まず、これ。「#ページ(改行)参照先のテキスト」という設定の場合、こんな風になってしまいます。
高さを調整して欲しい…