【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
Illustrator CS6(Mac版のみ)では、[テキスト]環境設定の[ラテン文字以外にインライン入力を適用]という項目が消えてしまいました。
作業するアートワークによっては、インラインで文字を入力する際、入力がモタって作業スピードが落ちたり、誤変換になりやすいことがあります。インライン入力をオフにすることでこれを解決していましたが、Mac版のみ、このオプションが消えてしまったのです。
上記のエントリーでは、実装を忘れてしまったのでは?的な予想をしていたのですが、昨日、聞いた話だと、OS X 10.8(Mountain Lion)でインライン入力をオフにしたときのUIが、Mac OS Xからなくなってしまったために実装できなかった、というのが真相のようです。
一言、教えてくれれば、邪推で騒ぐこともなく、ずいぶん印象が異なったと思うのですが、いかがでしょうか...(理由もそうですけど、なくなりますけどよろしく、的な。)
2012年12月12日、「Adobe Create Now Live」というUstream中継が行われ、Adobe Creative Cloudの12月のアップデート内容が発表されました。
中でもPhotoshop CS6が次の機能が加わりました。
- HiDPIのサポート(パッケージ版やライセンス版にも提供)
- ぼかしギャラリーとゆがみフィルターがスマートオブジェクトに対応
- テキストやオブジェクトのCSS書き出しサポート
- Webサイトデザインのためにカラースウォッチを読み込むことが可能に
- 切り抜きツールの改良
- シャドー効果のライブ(OpenGL)プレビュー改善などの3D機能強化
- 条件付きアクション
切り抜きツールの改良
[幅 x 高さ x 解像度]などのオプションが加わり、トリミング後に解像度を変更するような手順を1アクションで行えるようになっています。
2012年7月20日(金)ベルサール汐留 2Fホールで開催され、500名のInDesignユーザーを動員したセミナーイベント「INDD 2012 Tokyo」のビデオ(およびスライド、補足など)がすべて公開されています。
INDDは、2013年には、3月(東京)、7月(大阪)、11月(東京)の3回、4ヶ月おきに開催予定。2013年3月2日、ベルサール九段での開催分は、とりあえず、日程、会場だけ決定し、メール登録のみ受け付けています。
Photoshop CS6、Illustrator CS6がアップデートされ、Retina対応になりました。
Adobe Creative Cloud版の場合にはアップデートから、Adobe Creative Cloud版でない場合には、それぞれアップデータをダウンロードして行います(Photoshop 13.0.2、Illustrator 16.0.3)。
John Nackさんのコラムによると、Retina対応するために、Photoshopだと2500以上のアイコンやカーソルを変更する必要があったそうです。
To enable HiDPI display support in Photoshop requires the replacement of 2500 icons and cursors and other engineering work which will be complete and ready for customers this fall.
結果として、ツールボックスのアイコンはこのように。
InDesignを中心に作業している方は、校正などの戻りPDFをAcrobatで開いて、InDesignと交互に作業していることが多いと思います。
InDesignの[ページへ移動]のキーボードショートカット「command+J」を、Acrobatで押すと[JavaScriptデバッガー]ダイアログボックスが出てきてうんざりされている方は、Sparkを使って回避できます。
結論からいうと、SparkでMenu Itemの設定を行うとき、Application DrawerでAcrobatのみにチェックを付けます。
備考:キーボード[システム環境設定]の[キーボードショートカット]ではAcrobat、および、アドビのアプリケーションは対象になりません。