【鷹野雅弘】による最近のブログ記事
2013年4月13日、クリーク・アンド・リバー社セミナールーム(麹町)にて、クリ☆ステ特別編:長谷川恭久の「マジカルコンテンツツアー 〜今知っておきたいコンテンツのすべて」を開催します。
なお、クリ☆ステは、クリーク・アンド・リバー社とCSS Nite、DTP Transitのコラボ企画です。
本講座では昨年11月から全国各地で開催しているセミナー&ワークショップ「コンテンツ三部作」のすべてを圧縮版で紹介します。
コンテンツについて学習するためのキッカケをつくりたい方。自分の興味がもてる領域があるか確かめてみたい方。なぜ近年コンテンツという言葉をたくさん聞くようになったか気になる方にオススメです。
Web制作者よりの内容ですので、DTP Transitをご覧の方には関係なさそうですが、DTP系の方にも、役立つ内容だと考えます。ギュっと圧縮した内容ですので、ぜひ、ご検討ください。
2013年5月20日(月)19:00-20:00、アップルストア銀座(3Fシアター)でDTP Booster 039を開催します。
今回は、CS6、および、Adobe Creative Cloud版のCS6に追加された新機能にフォーカスし、ユーザー目線×ベンダーの言い分でバトルします。
会場(アップルストア銀座)の性格上、オープンセミナーですので、当日会場にお越しくだされば、どなたでもご参加いただけますが、事前登録いただくとリマインダーやフォローアップをお送りします。
追記(2013年5月9日):
Illustrator CS6だけでなく、Illustrator CCの新機能についても触れる予定です。
残念ながら、Illustrator CS6のアクション機能の実装はひどいものです。
ボタンモードにすると「command」となるところ、「Ctrl」と表示されてしまう
[アクション]パネルのパネルメニューから[ボタンモード]をクリックすると、次のように「command」となるところ、「Ctrl」と表示されてしまいます。
「Ctrl」はWindowsのものです。Windows環境で開発し、後からMacに移植したのでしょうか?
2007年7月にマイナビ(当時はマイコミ)から文庫スタイルの『変革期のウェブ』という書籍をリリースしました(私は企画、編集、DTPを担当)。
絶版になって久しいということもあり、今年(2013年)になってEPUBで再リリースしました(下部にパブーのリンクを掲載。無償です)。
元が縦組みだったのでそのままでもよかったのですが、横組みにすることにして再編集しました。これがムチャクチャ大変な作業だったのです。
「横組み ←→ 縦組み」の変換で必要な編集作業
「横組み ←→ 縦組み」の変換は、単純に組方向を変えるだけでなく、次のような作業が必要です。
- 横組みでは「Twitter」「Web」とするところ、縦組みでは「ツイッター」「ウェブ」のようにカタカナで扱うことが多い(アルファベットのままだと、書籍の内容によっては読みにくい)
- 横組みでは「12,000人」とするところ、縦組みでは「一万二千人」のように記述する。この変換は手作業でないと厳しい。
- 横組みでは「1行」とするところ、縦組みでは「一行」のように記述する。でも、「一連」や「一番」、もちろん、「一所懸命」は漢数字のまま、これも単純に置き換えられませんので、すべての文章をチェックする必要がある。
いうまでもなく、上記は「縦組み → 横組み」だけでなく、「横組み → 縦組み」も同様ですよね。私個人の意見としては、電子書籍において、縦組みにこだわりすぎるのはどうかな、と思ったりします(もちろん、元原稿が縦組みであれば、それを流用するのはよいと思いますけれど)。
規格やリーダーが対応しているから、といって、単純に組方向変えればいい、というわけにはいきませんし、真の縦組み対応には、きちんとした編集作業が不可欠です。
ただでさえ、予算が取られていることが少ないですが、編集作業の予算を組み込まないと悲惨なことになります。
以前にも取り上げましたが、改めて「編集モード」についてまとめてみました。
編集モードの対象
- グループ化されたオブジェクト
- 複合シェイプ(拡張されていないパスファインダーを適用したオブジェクト)
- シンボルの編集
編集モードを使うには
- ダブルクリック
- キーボードショートカットを設定する([その他のオブジェクト]の[選択オブジェクト編集モード])
[前回のフィルター]って...フィルターメニュー消えて久しいのですけどね...