【鷹野雅弘】による最近のブログ記事

InDesignのドキュメントページにあるマスターページアイテムはロックされているため、選択することすらできません。マスターページアイテムのロック解除は、command+shift+クリックと信じてかれこれ10年生きてきました。

昨日知ったのですが、マスターページアイテムをロック解除するのにcommand+shift+ドラッグが使えますね。

unlock-masterpage-item.jpg

一旦、削除せずに、ほかのアイテムをcommand+shift+ドラッグすれば、ロックを解除しながら同時に選択状態になるので、後でまとめて削除することもできます。

_DSC7108.jpg

2010年にリリースされたIllustrator CS5でのWeb向けの機能強化以降、Web向けにIllustratorを使う上では、次のアプローチが基本とされてきました。

  • ドキュメントプロファイルに「Web」を選択し、[新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]にチェックを付ける
  • [ピクセルプレビュー]をオンにする

先週末に行われたdot-ai, Vol.2において、黒葛原 道さん(eater)が、次のアプローチを発表され、「なるほど!」と思ったのでご紹介します。

  • [新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]はオフにする
  • グリッドを1ピクセルに設定し、[グリッドにスナップ]をオンにする
  • [線の位置]は外側に設定する

次の図は、左が従来のもの。右側が黒葛原さん方式です。

Illustratorの「ピクセルグリッドに整合」は、3px x 3px、線幅1pxの図形を描画する際、ピクセルグリッドの中央に吸着します。これを「ピクセルグリッドに整合」を使わずに、ピクセルグリッドに正確に吸着すればいいじゃん、ということですね。

aicc-pixelgrid-32.jpg

なるほど、このアプローチなら、パスの位置とピクセルグリッドがずれる問題にも対処できます。

icn_Creative_Cloud_512.png

自分メモ的に。

Adobe Creative Cloudのコントロールセンター(っていうんでしょうか?正式な名称がわからず...)では、CC版しかインストールできません。CS6版をインストールするには、次の手順を踏みます。

基本中の基本ですが、合成フォントの作成フローを解説します。

AICC-fontset-6-2.jpg

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