第184回バンフーセミナー「Illustrator徹底攻略(シンボル、ライブカラー編)」が終了しました

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2017年3月23日、更新日:2017年3月28日
 

2017年3月23日(木)、ベルサール神保町で第184回 バンフーセミナーが開催され、『Illustrator徹底攻略(シンボル、ライブカラー編)』をテーマに、鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました。

シンボルはIllustrator 10、ライブカラーはIllustrator CS3から搭載されています。どちらも使い込んでいる人が少ないようですが、Illustratorの制作において不可欠なものです。今回は、2つのテーマについて、使いどころやメリット、現場での使いこなしなど、じっくり掘り下げます。

シンボルは16年前の2001年、ライブカラーは10年前の2007年からある機能。いずれも見落とされがちなものですが、どのような制作物をお作りの方でも不可欠なものでしょう。

今回は、Adobe Creative Stationで連載中の記事のライブ版的な位置づけでした。

Illustrator CC 2017対応の改訂版を準備中ですが、全ページ差し替え予定ですので、ぜひ、『10倍ラクするIllustrator仕事術』(増強改訂版)をご一読ください。特にアピアランスまわりは、おさえておきたいノウハウです。

アンケート回答のお願い

ご参加いただいた方は、ぜひ、アンケートへの回答をお願いします(デモデータなどをお送りします)。

アンケートの回答期限は、1月30日17時です(セミナーの感想などをフィードバックいただきたいので、アンケートにはセミナーに参加された方のみご回答ください)。

参照リンク

シンボル

ライブカラー

グローバルカラー

その他

質問とその回答

セミナー中やセミナー後、アンケートにていただいた質問と、その回答を共有します(後日、追記することがあります)。

シンボルやライブカラーを使っても出力は大丈夫でしょうか? 現在、おつきあいのあるところでは「アピアランスは分割、テキストはすべてアウトライン化」するように言われています。

シンボルやライブカラーは、ある意味、出力には無関係ですので心配不要です。ただし、シンボルを縮小したとき、少し心配な部分があります。その場合には、すべてのシンボルのリンクを解除するとよいでしょう。

なお、「アピアランスは分割、テキストはすべてアウトライン化」は10年以上前の考え方です。現在は、PDF/X-4が主流。闇雲に分割せず、そして、テキストはPDF内に埋め込むのがよいでしょう。直しに強いデータ作りを行っても、出力がボトルネックになってしまうということは、制作サイドの負担が増えるだけです。そのコストに見合うものかどうか、シビアに検討された方がよいと思います(出力費用は安くあがっても制作費というコストがかさむなら、コスト増になってしまっていることもある)。

ライブカラー(オブジェクトの再配色)に、どんなキーボードショートカットを与えていますか?

command+F3です。

以前は、command+option+shift+C(color)に設定していましたが、片手(左手のみ)で呼び出せるようにしたところ、ものすごくはかどります。

BGM

開演前はこちらです。スペシャルズは好きですね。

Keyboard Maestroには、どんなものを登録されていますか?

共有しますので、直メールください。DTP Transitにもこまめに出しています。

マシンのスペックについて教えて欲しい

MacBook Pro (Retina, Late 2013) 、メモリ16GB、SSD 1TBです。事務所では、Dell UP3214Qにつないでスケーリングで1920-1080で表示しています。

おそらく終了後にお声がけくださった方だと思いますが…

  • CPUのクロック数よりも、コア数が多い方がよい
  • Fusionドライブよりも、SSDのみ
  • GPU多めが吉

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