Adobe Design Summit 2009「アドビティップスDAY」レポート(1)
2009年5月20日、ベルサール六本木で開催されたAdobe Design Summit 2009「アドビティップスDAY」に参加してきました。
Photoshopセッション:工藤 美樹さん(こびとのくつ)
レタッチを生業に(「リタッチャー/ビジュアルテクノロジスト」と呼ばれていました)している希有な存在として、「すごいよ!」と前評判が高く期待のセッションでした。
時間の大半を裂いて、これまでのお仕事などを見せていただいたのですが、どこにどう手を入れているのかがわからないので、あまりそのすごさがわからず...
そうは言っても、実際の案件で、途中過程など残しているわけもなく、また、見せられるわけもなく、とは思います。機会があったら、ぜひもっとお話を聞きたいです。
メモ:
- より長く自然なストロークを得るため、タブレットはA3サイズ。Photoshop CS4の[回転ビュー]ツールがない時代は、描きやすいストロークのために身体を曲げていた。
- [回転ビュー]ツールでぐるっとドキュメントを回転させて、逆側から見ると、アートワークに不自然なところがないかをチェックするのに最適。
- 「66.6%」などの表示の際、これまではジャギっていたら、Photoshop CS4ではこれがなくなった。これは朗報。
- すごくたくさんの(調整)レイヤーを使う場合、ダブルクリックして開くだけでもかなりの手間暇。ダイアログボックスを開かずに、[色調補正]パネルで調整できるのは効率化に直結。