人前でデモしたりするときにやっておくといいこと(Windows編)
「いわゆる講師の方でなくても、ちょっとした操作デモを行う際に、設定しておくといいこと、練習しておくといいことをまとめてみます。」のWindows編です。
マウスポインタ(マウスカーソル)
「ブラウザでサイトを見せながら説明する」という場面では、マウスポインタを遠目からでも見やすいように変更してくとよいでしょう。
Windowsの場合には、[マウスのプロパティ]コントロールパネルで[デザイン]を「拡大ポインタ」にすると、マウスポインタが少し大きくなり、かつ、フチがくっきりします。
左がデフォルトのマウスポインタ−、右が変更後のものです。
IMEのパレット
IMEのパレット(Windowsでは「言語バー」)は、非表示にしたり、タスクバーに格納しておくとよいでしょう。アプリケーションによっては、スライドショー中にIMEのパレットが残ってしまいます。
マウスポインタの位置をフォーカスする
[コントロールパネル]で[マウスのプロパティ]を開き、[ポインタオプション]タブを選択して、[Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する]にチェックを付けます。
Ctrlキーを押すと、ポインタの位置を中心に、水面に石を投げたような波紋(の逆)のアニメーションが表示されます。
画面を拡大する(Win)
Windows 7の拡大鏡は、Windowsキー+[+]キーでズームします。
Windowsには「拡大鏡」というアプリケーションが付属していますが、画面を分割しなければならず、実用的ではありません。拡大するユーティリティはたくさんありますが、Macのズーム機能のようにアニメーションを伴うものでは「ZoomIt」が決定版です。
ズーム後にクリックすると、画面上でPowerPointのペン機能のように描画することができるようになります。
こちらの記事も参考に。
電源とスリープ、スクリーンセーバー
プレゼンやデモの途中、急に画面が暗くなってしまったり、スクリーンセーバーが走ってしまったり、はたまたスリープしてしまったり...といった状況は避けたいものです。
「短時間のプレゼンだから」と電源なしで望む場合、普段と異なる設定になっているために意図せず、上記のような状況になってしまうことがあります。
なお、スクリーンセーバの種類も要検討です。趣味に走ったスクリーンセーバがきっかけで場が和むことがあるかもしれませんが、あまりに場にそぐわないものは...と考えるとぞっとします。
追記(2016年4月14日):
西脇 資哲さん(日本マイクロソフト)の動画。
動画内で紹介されているマジカル・ペンシル