【セミナー, イベント, 展示会】カテゴリの記事

_DSC7108.jpg

2010年にリリースされたIllustrator CS5でのWeb向けの機能強化以降、Web向けにIllustratorを使う上では、次のアプローチが基本とされてきました。

  • ドキュメントプロファイルに「Web」を選択し、[新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]にチェックを付ける
  • [ピクセルプレビュー]をオンにする

先週末に行われたdot-ai, Vol.2において、黒葛原 道さん(eater)が、次のアプローチを発表され、「なるほど!」と思ったのでご紹介します。

  • [新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]はオフにする
  • グリッドを1ピクセルに設定し、[グリッドにスナップ]をオンにする
  • [線の位置]は外側に設定する

次の図は、左が従来のもの。右側が黒葛原さん方式です。

Illustratorの「ピクセルグリッドに整合」は、3px x 3px、線幅1pxの図形を描画する際、ピクセルグリッドの中央に吸着します。これを「ピクセルグリッドに整合」を使わずに、ピクセルグリッドに正確に吸着すればいいじゃん、ということですね。

aicc-pixelgrid-32.jpg

なるほど、このアプローチなら、パスの位置とピクセルグリッドがずれる問題にも対処できます。

11月8日、JPタワー(東京・丸の内)で開催されたCREATE NOW / PLUS ONE DAYに鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました。

「画像をなるべく使わずにWebをレイアウトするテクニック」と題して、CSS3のプロパティ、Illustrator CC/Photoshop CCからのCSS書き出し、Typekitを使ったWeb Fontsの実装についてデモを交えて解説。

スライド

Season5.png

+DESIGNINGさんとのコラボ放送となるDesign Magazine Channel「文字編」、「組版編」のアーカイブ(録画)が公開されています。

  • 「文字編」:小林功二(+DESIGNING編集長)、紺野慎一(TOPPAN)
  • 「組版編」:小林功二(+DESIGNING編集長)、大石十三夫(はあどわあく) 

banner-cssnite_Osaka38.png

2013年11月12日(火)19:30-21:00、中央会計セミナールーム(大阪市中央区)でCSS Nite in OSAKA, Vol.38「なくなったわけじゃないけど、Fireworksを使わないワークフローを考えなきゃいけないかも会議」が開催されます。

3つのセッションで構成予定ですが、この中で『Webで使うIllustrator、その基本とはまりポイント』セッションを鷹野 雅弘(スイッチ)が担当します。

Web向けの機能が強化されましたと言われつつ、「でも、やっぱりにじむよね...」と定評のあるIllustrator。IllustratorをWeb向けに使うには、ちょっとしたお作法が必要なんです。
オブジェクトベースだからこそ使いやすいIllustratorを使ってWeb向けのパーツやレイアウトを作る上で必ず覚えておきたいポイント、はまりポイントについて、デモを交えながら解説します。

YouTube

DTP TransitのYouTubeチャンネルです。1分前後のクイックTipsを投稿しています。

チャンネル登録

Twitter

本サイトの記事以外に、小ネタやタイムリーな話題などをツイートしています。

マンスリーでまとめています。

このページの上部に戻る