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2010年にリリースされたIllustrator CS5でのWeb向けの機能強化以降、Web向けにIllustratorを使う上では、次のアプローチが基本とされてきました。
- ドキュメントプロファイルに「Web」を選択し、[新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]にチェックを付ける
- [ピクセルプレビュー]をオンにする
先週末に行われたdot-ai, Vol.2において、黒葛原 道さん(eater)が、次のアプローチを発表され、「なるほど!」と思ったのでご紹介します。
- [新規オブジェクトをピクセルグリッドに整合]はオフにする
- グリッドを1ピクセルに設定し、[グリッドにスナップ]をオンにする
- [線の位置]は外側に設定する
次の図は、左が従来のもの。右側が黒葛原さん方式です。
Illustratorの「ピクセルグリッドに整合」は、3px x 3px、線幅1pxの図形を描画する際、ピクセルグリッドの中央に吸着します。これを「ピクセルグリッドに整合」を使わずに、ピクセルグリッドに正確に吸着すればいいじゃん、ということですね。
なるほど、このアプローチなら、パスの位置とピクセルグリッドがずれる問題にも対処できます。
2013年11月23日(土)14:00-19:30、ベルサール九段でdot-ai, Vol.2「ネタ祭り2013」が開催されました。
ツイートは下記にまとめられています。
次のブログで取り上げていただきました。ありがとうございます。
- dot-ai Vol.2「ネタ祭り2013」に参加しました! | ihana!
- dot-ai, Vol.2「ネタ祭り2013」をレポ。Illustrator好きは絶対に行くべきイベントでした! | soramitama
- 九段下のdot-ai,Vol2会場で「イラレが落ちた」! #dotai2 - M.C.P.C. (Mamesibori Creation Plus Communication)
- 『dot-Ai Vol,2 ネタ祭り』に参加させていただきました。 - うぇびろぐ
追記:
Vol.1と合わせて、ビデオ参加のお申し込みが復活しました。
11月8日、JPタワー(東京・丸の内)で開催されたCREATE NOW / PLUS ONE DAYに鷹野 雅弘(スイッチ)が出演しました。
「画像をなるべく使わずにWebをレイアウトするテクニック」と題して、CSS3のプロパティ、Illustrator CC/Photoshop CCからのCSS書き出し、Typekitを使ったWeb Fontsの実装についてデモを交えて解説。
スライド
+DESIGNINGさんとのコラボ放送となるDesign Magazine Channel「文字編」、「組版編」のアーカイブ(録画)が公開されています。
- 「文字編」:小林功二(+DESIGNING編集長)、紺野慎一(TOPPAN)
- 「組版編」:小林功二(+DESIGNING編集長)、大石十三夫(はあどわあく)
2013年11月12日(火)19:30-21:00、中央会計セミナールーム(大阪市中央区)でCSS Nite in OSAKA, Vol.38「なくなったわけじゃないけど、Fireworksを使わないワークフローを考えなきゃいけないかも会議」が開催されます。
3つのセッションで構成予定ですが、この中で『Webで使うIllustrator、その基本とはまりポイント』セッションを鷹野 雅弘(スイッチ)が担当します。
Web向けの機能が強化されましたと言われつつ、「でも、やっぱりにじむよね...」と定評のあるIllustrator。IllustratorをWeb向けに使うには、ちょっとしたお作法が必要なんです。
オブジェクトベースだからこそ使いやすいIllustratorを使ってWeb向けのパーツやレイアウトを作る上で必ず覚えておきたいポイント、はまりポイントについて、デモを交えながら解説します。