カラーマネージメントにフォーカスしたDTP Booster 008を10月30日に開催

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2009年10月17日、更新日:2011年1月 8日
 

DTP Booster 008(Osaka/091030)(2009年10月30日、デジタルハリウッド大阪校 セミナールームで開催)

DTP Booster 008は、10月30日、デジタルハリウッド大阪校 セミナールームにて開催。カラーマネージメントにフォーカスし、上原ゼンジさんにお話を伺います。

DTP Boosterは、デジタルクリエイターズ、デジタルハリウッド、DTP Transitの3団体が発起人となりスタートした企画で、2009年5月から7回のセミナーを通し、のべ700名近い方にご参加いただいています。

詳細は、DTP Booster 008(Osaka/091030)の告知ページから。お申し込みは、イベントフォースのページから。

カラーマネージメント講座 - 書籍ができるまでを例に

色空間の違いや変換などの最新知識を印刷物が思ったような色にあがってこないため、落胆される方は多く、 ディスプレイと印刷物(アウトプット)を近づけるカラーマッチングは、クリエイターの必須課題です。制作者と印刷会社とはターゲットを共有し、近づける必要があります。カラーマッチングの技術と知識向上のためのセミナーを、書籍ができるまでを例にして行います。

講師は数々の書籍、セミナーで評価の高い上原ゼンジ氏。モニタだけを頼りに画像データを作られ、色校を重ねることなく品質の高い写真集を出版されました。最近ではギャラリー企画による写真個展も行われています。

グラフィックデザイナー、DTP制作者、フォトグラファー、印刷会社、学生、カラーマネージメント初心者、学び直したい・実例を知りたい方に、色空間の違いや変換についてなど、クリエイターに必要な最新知識をお届けします。

写真:上原 ゼンジ上原 ゼンジ (うえはら・ぜんじ)

(有)マミンカ 代表取締役
色評価士

「本の雑誌」での編集経験の後、1987年よりフリーで編集、デザイン、撮影の仕事を始める。デジタル導入後に印刷での色再現に悩みカラーマネージメントの勉強を始める。JPCカラーマネージメント委員会やMD研究会での活動を通して、カラーマネージメントの研究や啓蒙に務める。また著作物の印刷などを通し、トータルなカラーマネージメントの実践も行っている。

著作に『すぐにわかる!使える!!カラーマネージメントの本―仕事で役立つ色あわせの理論と実践マニュアル』(毎日コミュニケーションズ)、『ボケ/ブレ不思議写真術―カメラプラス』(雷鳥社)などがある。

「ナダール」(大阪)にて写真展「実験写真家 上原ゼンジの世界」(2009年10月27日~11月8日)開催予定。

ご参考:

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