ライティング(表記関連)
あまりDTPと関係ないと言えば、関係ないのですが参考資料として。絶対に正しい、というわけではなく、ひとつのサンプルとしてご利用ください。
テクニカルライティングを行う上での表記関連の基本ルール
必ずお願いしたいこと:
- 本文は「ですます」で。
- 英数字と日本語の間に半角スペースを入れないようにしてください。
○「3月にMovable Typeを」を
×「3 月に Movable Type を」
→ 和欧間のアキの設定はアプリケーションの設定で行います。 - 各段落1行目の1文字インデントは不要です。入れないでください。
→ 1文字インデントはアプリケーションの設定で行うためです。 - 下記に関しては「なるべく」準拠いただければ助かります。
半角/全角
- 英数字は半角で入力してください。
- 本文中の()[]は全角で入力してください。
半角で入力する場合、前後にスペースを入れないでください。
原稿の表記統一について
- 語尾はですます調で。
ただし、図版のキャプションは、体言止めを多用して文章が長くなるのを防ぐ。 - ソフト名は、基本的にメーカーの表記に合わせる。
例:Illustrator、Photoshop、Dreamweaver アドビのアプリケーション名はCS3から大文字になっていますが、これは「オール・キャップス」(表現上、大文字で扱っているだけ)なので大文字では入力しません。読みにくいし。 - ソフト名は、その項での初出時には、できればメーカー名も付けておく。
ただし、メーカー名を付けて呼ぶことが少ないソフト(ホームページ・ビルダーなど)は、この限りではない。 - Windows、Macは基本的に略さない。カタカナ表記にしない。
ただし、キャプション中ではWin、Macの表記も可。 - Macintosh、Windows両対応の本にする場合には、キー表記は双方を併記する。
Windowsのキー表記の後に、カッコを付けて、Macintosh版のキー表記(順番は統一)。
例:Alt(option)キー、右クリック(controlキー+クリック)
用語の統一
- ユーザ、サーバ、ヘッダ、フッタなどは、ユーザー、サーバー、ヘッダー、フッターのように音引きを付ける
- ウィンドウ(ウインドウ)、ソフトウェア(×ソフトウエア)
- ただし、ソフトウェアの操作解説部分は、そのソフトウェアの表記に合わせる(参照:カタカナ用語の末尾の音引きについての考察)
- それ以外の用字用語の表記については、基本的に[共同通信社の記者ハンドブック](https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764105918/cssnite-22/ref=nosim)に準拠する。
カッコ類について
- アプリケーションの持つ機能、メニューなどは[]を利用、ユーザーが入力する数値、選択する項目などは「」を利用する。
- 書名、サイト名などには『』を利用。
- 文章中の強調には“”を利用。
数値や設定値の書き方
- 設定が1つだけだったら、通常のカギカッコ(「」)でくくる。
- 例:[新規レイヤー]ダイアログの「レイヤー名」に「魚」と入力
- 例:[幅]を「10」に設定
- 複数の設定項目があり、かつ頻出する設定の場合は、まとめてカッコにくくる。
- 例:Illustratorの[新規ファイル]ダイアログボックスで「幅:480、高さ:240、背景色:透明」と設定して、新規ファイルを作成する。
- 例:[テーブルの挿入]ダイアログボックスで、「行:3、列:2、セル内余白:1」の設定でテーブルを挿入する。
その他
- 下記はひらいてください(ひらがなで書いてください)。
- よい(良い)
- できる(出来る)
- とき(時)
- もの(物・者)
- あるいは(或いは)
- さまざま(様々)
- さらに(更に)
- しばらく(暫く)
- せっかく(折角)
- ぜひ(是非)
- かつ(且つ)
- ほか(他)
- また(又)
- もともと(元々)
- わけ(訳)
- ~のようだ(様だ)
- ~かもしれない(かも知れない)、
- ~という(言う)
- ~してみる(見る)
- 「~になります」→「~です」(不要な"バイト語"は避けてください)