はじめて執筆される方への原稿提出のガイドライン(一例)
できればお願いしたいこと
- 本文中の()[]は全角で入力してください。
半角で入力する場合、前後にスペースを入れないでください。 - 製品名などは、正確なスペル(大文字小文字を含め)を使う(Twitter、Facebookなど、ロゴと正確な表記が異なる固有名詞に注意、誤りやすい製品名など)
- 「できる」、「こと・もの・とき」、「さまざま」などは、適切にひらくこと(=ひらがなで表記する)
下記もご覧ください。
スクリーンショット
パソコンやスマホの画面表示を画像として使うことを「スクリーンショット」、「スクリーンショット」、「スクリーンダンプ」のように呼びます。
デジカメやスマホで撮影するのではなく、OSデフォルトの機能や各種ユーティリティなどを使って、適切に撮影してください。
基本
- 保存形式:PNGまたはPSDを使ってください。
JPEGは基本的にNGです。使う場合には圧縮率を100%以外にしないこと - 解像度:変更しないでください(大きさは、InDesign上で変更します)
- カラーモード:RGBのままにしてください
- キャプチャは画像ファイルとして添付してください。WordやExcelに配置されたものを原稿として使うことはできません。
スクリーンショットを撮る前に
- [半透明メニューバー]をオフにしてください(画面キャプチャの撮り方(Mac)その3 )
- OSは、カスタマイズしていない「素」の状態が望ましいです。新規ユーザーを作って、そのアカウントでキャプチャするのがベストです。
加えて、下記もご留意ください。
- トリミングはInDesign上で行いますので、可能な限り大きめにキャプチャしてください。
- ウィンドウなどの影は残してください。不要な場合には、こちらで削除します。
図版への枠入れ指定など
スクリーンショットなどの上に、赤い枠を付けたり、文字を入力をする作業は、InDesign上で行います。図版上には記入しないようにしてください。
指示のために記入される場合には、次のようにお願いします。
- 別レイヤーに記入し、PSD形式で保存する
- オリジナルのスクリーンショットも添付する
- 入力する文字は、文字原稿上にも残しておく
トリミングの指示も同様です。
その他、画像ファイルに関して
- Webページの画像は、基本的に印刷用途としては使えません。
- 素材集(ストックフォト)を利用する際には、事前にロイヤリティ(著作権)をご確認ください。
- Webページのキャプチャは、基本的にそのまま使えます。必要な場合には出版社が許諾を取ります。撮り直すことがあるのでURLを添えてください。
図版(概念図、構成図などの図解)
- 図解はIllustratorで作成してください(プリントメディア用のデータ制作に関して(のお願い的な覚え書き))
Illustratorを使えない場合には、手書きやPowerPointでラフなものをいただければこちらで作成します。 - 図版中の文字は、中央揃えにした上で、対応するオブジェクトに対してセンタリングしてください(Illustratorでの図版制作のポイント)
その他
- 表は、Excelデータにてご準備ください。
- Excelからグラフを作成されている場合には、その元データを添付してください。
- ソースコードは、Dreamweaver等で表示させた画面のキャプチャ(画像)ではなく、テキストファイルにコピーペーストして、テキストデータの形でお送りください。
- これから執筆(テクニカルライティング)をはじめる人のためのメモ - DTP Transit(テクニカルライティング)
追記:編集担当の方へ
雑誌などでの執筆経験がある、という方から原稿を頂戴して、絶句することが多々あります。まずは、ガイドラインを示すこと、そして、(ただ、直すだけでなく)きちんとフィードバックすること。これを継続的に行い、「著者を育てていく」という意識が必要ではないでしょうか? 結果オーライでのやっつけ仕事は、大きな視野に立つと、逆に「悪」で遠回りです。