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数々のオンライン校閲ツールがありますが、昨年(2017年)にリリースされた「文賢(ぶんけん)」がとてもよい感じです。
月額費用 1,980円の有料ツールですが、校正・校閲に時間を要している方なら、十分にリーズナブルです。
- 校閲支援
- たとえ表現機能
- 推敲支援機能
- アドバイス機能
- 辞書の編集機能
- Google Chrome拡張機能
- スマホやPC環境での文章表示の確認
- 「文字数」や「漢字の含有率」の確認
なかでも「たとえ表現機能」は他に類を見ない機能。さらに、メンテ(追加)されていくそうです。
なお、月額費用とは別に初期費用がかかりますが、2018年3月末までは「リリースキャンペーン」で半額の5,400円になっています。
あるウェブ系のセミナーにて「ダイワリって何ですか?」という方がいたので、ざっくりと比較表にしてみました。
- { }がついているのは、ちょっとムリヤリ感が残りますが、ご参考までに
- 中見出しは「なかみだし」のほか「ちゅうみだし」と読むこともあります
カテゴリ | 紙 | 読み方 | Web | |
---|---|---|---|---|
紙面設計 | 爪 | つめ | グローバルナビゲーション(グロナビ) | |
柱 | 「書籍名」 | はしら | サイトID(左上のロゴ) | |
「章」 | グロナビのYou are here. | |||
「節」 | {パンくずリスト} | |||
Copyright | こぴーらいと | meta要素 | ||
準備 | 台割 | だいわり | サイトマップ | |
章立て | しょうだて | ハイレベルサイトマップ | ||
グリークテキスト | Lorem Ipsum | |||
ワイヤーフレーム | ラフレイアウト | |||
書籍 | 帯 | おび | {スプラッシュ} | |
奥付 | おくづけ | meta要素 | ||
背 | せ | - | ||
図版 | 角版 | かくはん | ||
ページ | ノンブル (ページ番号) | - | ||
リンク | 相互参照 | そうごさんしょう | サイト内リンク | |
脚注 | きゃくちゅう | {ページ内リンク} | ||
コンテンツ | 大見出し | おおみだし | h1 | |
中見出し | なかみだし | h2 | ||
小見出し | こみだし | h3 | ||
カラー | CMYK | しーえむわいけー | HEX | |
DIC | でぃっく | |||
PANTONE | ぱんとーん | |||
文字関連 | 級数 | きゅうすう | font-size | |
行送り | ぎょうおくり | line-height | ||
アキ | 外マージン | margin | ||
内マージン | padding | |||
その他 | 目次 | もくじ | XMLサイトマップ | |
ISBN | {URL} |
日々、悩みは尽きません…
チェック
たとえば、Illustratorの[変形]パネルの[ピクセルグリッドに整合]オプションにチェックをクリックするのは、
- [ピクセルグリッドに整合]オプションのチェックをクリックする(チェックがオンだったら、オフになってしまう)
- [ピクセルグリッドに整合]オプションにチェックを付ける
- [ピクセルグリッドに整合]オプションをオンにする
- [ピクセルグリッドに整合]オプションをONにする
- [ピクセルグリッドに整合]オプションをクリックしてオンにする
- [ピクセルグリッドに整合]オプションをクリックしてONにする
- [ピクセルグリッドに整合]チェックボックスをONにする
- [ピクセルグリッドに整合]チェックボックスをオンにする
そもそもON/OFFなのか、オン/オフなのか…
近年、すごく思うのは、仕事の中でテキストを書いているウエイトが増えているということ。
メールしかり、SNSしかり、プロジェクト管理(よくサイボウズLiveを使っています)しかり…
仕事とはコミュニケーションであり、ただ成果物をつくるだけでなく、申し送り事項をきちんと行うことはもちろん、デザイン案レベルのものでは、こだわりや裏付けなどがきちんと表現されているかどうかで伝わり方に差がつきます。
文字入力のスピードと精度を上げるための方法などをリストアップしてみます。
- タイピングのスピードを上げること
- 単語登録を活用すること
- クリップボード拡張ユーティリティを利用すること
- 使いやすいキーボード(マウス、マウスパッド)にこだわること
- USキーボードを使うこと
- caps lock機能ははずしておくこと
- 再変換を使うこと(ATOKの場合、control+shift+Y)
- 郵便番号変換を利用する
- アプリケーションのスペルチェック機能を使う
- 括弧類は、起こし/閉じと入力して、1文字戻って入力する
- アウトラインエディターを利用する
- Markdownを利用する
- 連続したデータや計算が必要な場合などには、Excelを利用する
- カーソル移動にはEmacsキーバインドを使うこと(アドビのアプリは非対応)
- ブラウザでサイト名/リンクを拾うには、Make Linkを使う
最近、パスワードを「パス」と略す人が増えていますが、そもそも間違っていますし、同じコンテキスト(文脈)で「パス(path)」を使うことがあるので、よろしくないと思うのです。
PWDも「pwd」と紛らわしいのでできれば避けたい。
何が正しいか、はさておき、ことばはコミュニケーションの道具。紛らわしくない、ことは重要です。