LETS(フォントワークス)やモリパス(MORISAWA PASSPORT)などの年間ライセンス形式で提供されているフォントを1書体だけ使うには?
「LETS(フォントワークス)やモリパス(MORISAWA PASSPORT)などの年間ライセンス形式で提供されているフォントを1書体だけ使うには?」という質問をいただきました。ちょうどpage2016の帰り際だったので、ブースに立ち寄って聞いてみました。
モリサワ
4つのSelect Packを用意しているそうです。
モリサワフォントのラインナップから、ライセンス数に応じて使いたい書体を必要なだけ自由にセレクトできるパッケージです。「Select Pack 1/3/5」はライセンス数に応じて和文ラインナップの中から、また、「Select Pack PLUS」は「かな書体」「欧文書体」「数字書体」「記号書体」の中から、インストール時に5ライセンス分のお好きな書体を選んでお使いいただけます。
当然、Amazonだと20-25%安いです。
MORISAWA PASSPORT ONEとSelect Pack 1は異なる
関係者以外、よくわからなくて、おそらく誤解ばかり生んでいると予想しますが、MORISAWA PASSPORT ONEとSelect Pack 1は異なります。
パッケージ名 | 書体数 | 形態 |
---|---|---|
[MORISAWA PASSPORT ONE](https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/passport-one/) | 全書体 | ライセンス |
[Select Pack 1](https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/select-pack/) | 1書体 | 買い取り |
TypeBank
Select Pack 1、Select Pack 5が用意されています。
フォントワークス
ここ数年、精力的に新書体をリリースしているフォントワークスでは、フォントワークスのクラシックシリーズ29書体を除き、現在、LETS以外の購入方法はないそうです。
たとえば「納品先の一般企業で、制作物に使われているフォントを使いたい」というケースでは、年間ライセンスはマッチしません。1書体売りの形態があるとよさそうに思います。