ユニバーサルフォントとユニバーサルな発音
最近、ユニバーサルデザインのフォントに注目が集まっていて、モリサワでも次のPASSPORTからラインナップに入るようです。
たとえば、こちらの記事(博報堂、ユニバーサルデザインのフォントを開発--「つたわる広告」)も開始:マーケティング - CNET Japanなどを見ると、ユニバーサルは「読みやすさ」というよりも「誤認を防ぐ」ことに重きがあるのかな、と思ったり。
そういう意味でいうと、たとえば「D」を「ディー」でなく、「デー」と読むのも、ユニバーサルな試みですね(ビーやイーと区別しやすい)。
社会に出て、そういう現場に遭遇すると、「ぷっ、デーだって!」と思ってしまいますが、うるさい工場なんかでは当然だし、聞いたところでは、バスガイドさんなどでも常識のようです。
問題はビーとイーはどうやって区別するの?ってことですね。
追記
ローマ字をひとつひとつを単語を使ってスペルアウトする方法と「フォネティックコード」といい、エイブルで始まるIATA方式(International Air Transport Association)、アルファで始まるICAO(The International Civil Aviation Organization)の2つがあるとご教授いただきました。
- NATOフォネティックコード - Wikipedia
- CASTour(シーエーエスツアー) 海外航空券の予約時に利用される、アルファベットの読み方 コスモエアーシステム
- 英語のアルファベット (フォネティック・コード)|ユー語
- 難聴(聴覚障害)について・・・こうすると聞き取りやすい(数字、日付、時間、アルファベット)
メモ
Walk on the bright side of life(2009年10月1日の記事)から転載