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Apple Pencilを使うとき、ホームボタンやキーボードを指で押すのが面倒。iPadとの距離感や姿勢などからも。

  • ホームボタンやコントロールセンターは、AssistiveTouchで呼び出す
  • キーボード入力にはMazecを使う

今月(2016年5月)にリリースされたKindle書籍『セルフパブリッシングのための校正術』(著者:大西寿男さん)を読みました。

  • 見落とさないための20の知恵
  • 校正のチェックポイント

など、校正を専業でされている方の視点を垣間見ることができます。

特に「一人読み合わせ校正」(著者が命名された手法)は、試してみたくなる手法です。

誰でも作品を発表し、簡単に販売できる時代。ところが、せっかく苦心して書き上げた作品に、あとから誤字脱字、内容や表現のまちがいが見つかって、恥ずかしい思いをしたことはありませんか? セルフパブリッシングに必要な校正のスキルを、プロ校正者・大西寿男が伝授します!

Kindle版のみで216円。少しでも校正に関わられている方にはオススメです。

オンデマンド印刷版も入手可能とのことです。

InDesignデータありきでWeb/EPUB/Kindle用にHTMLファイルを作成する必要があり、今回、次のように考えました。

  • InDesignからの書き出しは、かえって手間がかかる。かといって、プレーンテキストにタグ付けするのは時間と手間がかかりすぎ
  • InDesign内で、「見出し1」の行頭に「# 」、「見出し2」の行頭に「## 」、のように、Markdown記法の記号を付けて、プレーンテキストに書き出せばよい

InDesign上でMarkdown記法の記号を付ける

InDesignの検索置換を使う。

  • 正規表現を用いて、「行頭」を指定する
  • 検索条件に「段落スタイル」を設定する

具体的には次のように指定する。

  • 検索文字列:^(.)
  • 置換文字列:# $1
  • 検索形式:「段落スタイル:h1」

先日公開したこちらの記事(EPUB/Kindleの制作についてのメモ(InDesignから))で、次のように書きました。

InDesignからのEPUB書き出しは、CC 2015でも楽勝とは行きません。相当手をかける必要があります。

それ以上に困ってしまうのが、InDesignが書き出す画像の質。設定は細かくできますが、ちょっと甘いな、というのが実感です。

乱暴な言い方をすると、電子書籍(EPUB、Kindle)のアウトプットを前提とする場合、InDesignを起点とするワークフローは最適とはいえません。

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