【ePub】カテゴリの記事
Apple Pencilを使うとき、ホームボタンやキーボードを指で押すのが面倒。iPadとの距離感や姿勢などからも。
- ホームボタンやコントロールセンターは、AssistiveTouchで呼び出す
- キーボード入力にはMazecを使う
InDesignデータありきでWeb/EPUB/Kindle用にHTMLファイルを作成する必要があり、今回、次のように考えました。
- InDesignからの書き出しは、かえって手間がかかる。かといって、プレーンテキストにタグ付けするのは時間と手間がかかりすぎ
- InDesign内で、「見出し1」の行頭に「# 」、「見出し2」の行頭に「## 」、のように、Markdown記法の記号を付けて、プレーンテキストに書き出せばよい
InDesign上でMarkdown記法の記号を付ける
InDesignの検索置換を使う。
- 正規表現を用いて、「行頭」を指定する
- 検索条件に「段落スタイル」を設定する
具体的には次のように指定する。
- 検索文字列:^(.)
- 置換文字列:# $1
- 検索形式:「段落スタイル:h1」
先日公開したこちらの記事(EPUB/Kindleの制作についてのメモ(InDesignから))で、次のように書きました。
InDesignからのEPUB書き出しは、CC 2015でも楽勝とは行きません。相当手をかける必要があります。
それ以上に困ってしまうのが、InDesignが書き出す画像の質。設定は細かくできますが、ちょっと甘いな、というのが実感です。
乱暴な言い方をすると、電子書籍(EPUB、Kindle)のアウトプットを前提とする場合、InDesignを起点とするワークフローは最適とはいえません。
リフローで制作したInDesignドキュメントがあり、これをリフロータイプのKindle化する案件があったので、制作メモ。
InDesignから直接Kindle書き出しはできない
過去には、Kindle書き出しを行うInDesign用のプラグインがありましたが、CS6までの対応で、ずっとアップデートされていません。
InDesignの「先頭文字スタイル」、「正規表現スタイル」は、これなくしては仕事にならないものですが、「行スタイル」ってどこに使うんだろうと思いつつ、放置していました。
今日、お風呂に入っていて、「あ、ここか!」とひらめいたらはまったので共有します。
完成イメージ
画像にすると、こんな感じですが、「箇条書きで用語/説明が続き、1行目の用語のみ太字にしたいとき」をむっちゃラクにできるようになります。