【Digital Publishing Suite】カテゴリの記事
現在、入手できる電子書籍の作り方に関する書籍をまとめてみました。
『誰でもわかる EPUBでiPad電子書籍を作る本』
- 著者:Elizabeth Castro
- 翻訳:株式会社トップスタジオ
- 出版社:ピアソン桐原
- 定価:1,800円+税
- 発行月日:2010年12月
ePubに特化した書籍。InDesignおよびWordからのePub書き出し、および、その後の編集について解説。
電子書籍の作り方 EPUB、中間フォーマットの作成からマルチプラットフォーム配信まで
- 著者:境 祐司
- 出版社:技術評論社
- 定価:1,380円+税
- 発行月日:2010年12月
ePubに特化し、Dreamweaver、Sigilを使った制作方法、および、仕上がる際のポイントについて解説。図版、図解が非常に多く、読みやすい。
サンプルファイルはダウンロード対応。また、Facebook内にファンページあり。
Adobe Digital Publishing フォーラム 2011が、2月1日、ベルサール六本木で開催されるようです。参加お申し込みは12月15日から。
EVENT OUTLINEにて、次の3つが公開されています。
- Adobe Digital Publishing Suiteによるビジネス展開
- 既に始まっているDigital Publishing Suiteによる国内作例の紹介
- 電子書籍の新フォーマット、日本語対応ePub3.0の詳細解説
いま、出版業界は、「電子出版」という新たなブレークスルーを迎えようとしています。電子出版 -- デジタルパブリッシングがもたらす未来とは? 本カンファレンスでは、来るべきデジタルパブリッシング時代に向けてのアドビのビジョンと戦略、それらを推進するための最新のパブリッシング技術およびソリューションをご提案します。また、電子出版の第一人者であるゲストをお迎えしてのセッションや、早くから書籍、コミック、雑誌、新聞などのデジタル化に取り組んでいる企業様の事例もご紹介します。協賛企業各社によるデモンストレーションも見逃せません。 デジタルパブリッシングの「いま」を知る絶好の機会です。ぜひカンファレンスにご参加ください
本日(12月6日)発売のMdN 2011年1月号の特集は「電子書籍、次世代レベルの制作手法」。ePub、Digital Publishing Suiteをはじめ、電子書籍について34ページを割いて深掘りしています。
- 概論&基礎知識編
- 紙とWebが出会う場所―電子書籍制作に必要なこと
- デザイナーが知っておくべき電子書籍の現状
- InDesignによる電子書籍制作編
- Adobe Digital Publising Suiteによる最新事例
- Digital Publishing Suiteの制作手法
- EPUB電子書籍制作編
- EPUB電子書籍に関する日本の最新事情
- EPUBデータのCSS編集術―準備編/実践編
- 文字組み基本講座編】
- 電子書籍でこそ押さえるべき文字組みの基本
- 制作ツール&サービス編
- 電子書籍を制作するためのツール&サービス紹介
紙媒体のデザイナーとWebデザイナーは、それぞれ専門化がすすみ、押さえるべき技術、ノウハウがかけ離れているのが現状と思われます。それが電子書籍の登場により、必要な知識の領域が近づいてきたのではないでしょうか。
そこで本特集では、InDesignから電子雑誌をつくれるツール「Adobe Digital Publishing Suite」のノウハウや、EPUBデータのCSS編集術、さらには電子書籍の制作で役立つ文字組みの基本など、電子書籍づくりにチャレンジする紙&WEBデザイナーに必要な知識をまとめて紹介します。
なお、黒須さん(クロスデザイン)との対談『紙をWebが出会う場所』(pp.026-027)、および、EPUBデータのCSS編集術(pp.042-047)を鷹野雅弘が執筆しました。
11月22日、電子出版ビジネス向け総合誌 『eBook ジャーナル』の紙版と電子版が創刊されました。定価は紙版が2100円、電子版が1260円。
創刊号の総力特集は「どうなる! どうする!? 日本の電子出版」(キーマンへのインタビューや、電子出版相関絵図、電子書籍リーダー端末の現状など)。また、「Adobe Digital Publishing Suite」も取り上げられています。
Teryy White氏のAdobe Creative Suite Video PodcastにてAdobe Digital Publishing to the iPadというムービーが公開されています。
縦置き(ポートレート)のレイアウトを横置き(ランドスケープ)にする[レイアウト調整]機能、Interactive Overlay Creator、Digital Content Bundlerなどを使ったiPad用のコンテンツ書き出しのワークフローをデモしています。