「MacBook Proが壊れた」の顛末記
Macを使いはじめて20年。これまで壊れたことがあまりないのですが、メインマシンになっているMacBook Proが壊れてしまいました。
ご参考までにそのときのメモを。
状況と自分でできること
起動してアップルマークが出た後、しばらくすると、画面が真っ白になってしまい、そのまま何も起こらないという状況になってしまいました。
- とりあえずPRAMクリア(再起動時に⌘+option+P+Rキーを押す)
- すべての周辺機器、ACアダプタを抜いて、パワーボタンを10秒押し続けて起動
- リカバリ用のCDを入れて、Cキーを押しながら再起動
- セーフブート(shiftキーを押しながら起動)
上記を実行しても状況が変わらず、ほかのMacに、ターゲットディスクモードでつなぎます。
- 起動時にTキーを押して、ターゲットディスクモードで起動
- 2代目のMacとFireWireケーブルで接続し、念のためバックアップ
- システム環境設定の[起動ディスク]で、(壊れたMacの)システムを選択して再起動
- ターゲットディスクモードで起動すると、Adobe CSやATOK、MS Officeなどのライセンス認証をすべてやり直す必要があります
すると、難なく起動したため、グラフィックス系(VRAM)と判断し、アップルストアに持ち込むことに。アップルストアに行くときには、Genius Barの予約をしてから。
アップルストアで行ったこと
- 一通り説明した後、起動して状況を再確認
- ジーニアス(対応するアップルの方)がアップルのネットワークにつなぎ、診断プログラムを実行(問題は見当たらず...)
- 「メモリかもしれませんね!?」と、バックヤードで純正メモリに交換して検討してもらう
- やはりグラフィックス系(VRAM)の不調と判断。ロジックボードごとの差し替えに(39000円+税)
- 「1週間を目安」と言われながらも、木曜日に修理に出して、翌月曜日には修理が完了(アップルストアへのピックアップ、自宅配送をチョイスできる)
まとめ
- いつなにがあってもよいようにバックアップは念入りに(基本)
- 代替の作業環境がすぐに用意できるといい
- FireWireのあるMacが2台あるといい。そして、長めのFireWireケーブル(ただし、MacBook AirにはFireWireはありません)
- AppleCareには入っておこう(MacBook Airだと、全とっかえになるらしく、もっと高いらしい)
あまりにも壊れないので、最近AppleCareに入っていなかったのですが、購入から1年2ヶ月を過ぎて壊れました(ソニータイマー?)。
追記(2011年5月25日):
昨日、セミナー(出演)に向かう電車の中で、開いていたところ、フワっ〜と暗くなること数回。そのうち、真っ暗になってしまいました。
とりあえず、ほかのマシンを調達すべく、現場についたところ起動したのでよかったのですが、「修理から戻ってきたマシンは、しばらくの間、信用ならない」ことをキモに命じておかなければ...
追記(2012年8月30日):
クラムシェルで使っている方は、ぜひ、次の設定を行うとよいでしょう。