Mac OS X 10.5 Leopardと Quick Look(クイックルック)

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2009年7月 7日、更新日:2011年1月 1日
 

2007年10月の発売から1年半近くも経ち、マイナーアップデートも7回も行われて10.5.7となっているMac OS X 10.5 Leopardですが、まだまだDTP業界では10.4止まりのところが多いと聞く度に愕然としています。ちなみに、10.6(Snow Leopard)が2009年9月にリリースされる模様です。

それはさておき、Mac OS X 10.5 Leopardを使って、古いOSに戻れないといえば、Quick Look(クイックルック)です。これは、作成したアプリケーションを使わずに、Finder上でプレビューするというもの。

Quick Lookを使うには、次のいずれかの操作を行います。もちろん、スペースバーを押す、が一番スピーディです。

  • quicklook_icon.jpgFinderウインドウのQuick Lookボタン(右図の目のようなアイコン)をクリック
  • command+Yキー
  • スペースバーを押す

ひとつ面倒なのが、アドビのアプリケーションが対応していないこと。CSにはBridgeがあり、「Bridgeを使ってよ」ということだと思うんですが、Quick Lookに対応するつもりはなさそうです。Bridgeはずいぶん軽くなっているし、起動も速くなっているのですが、なかなかワークフローに組み込むのが面倒です。

icon-spp64.jpgQuick Lookを拡張するプラグインの中で、次のファイル形式に対応していているSneakPeek Proが有償($19.95)ながら最強です。最近、CS4にも対応しています。

  • Adobe InDesign CS〜CS4ファイル
  • Adobe Illustrator 8〜CS4ファイル
  • EPSファイル

quicklook.png

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