Shortcatを使ってウィンドウ内の要素をキーボードで操作(Mac OS X)

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2013年2月17日、更新日:2013年2月18日
 

icn_Shortcat_512.png

Finder内でのファイル選択をどのように行っていますか? 私の場合、次を基本にしています。

  • ファイル名/フォルダー名は、なるべく英数字に
  • Finderは「リスト表示」に
  • 基本的には「変更日」順に

必要に応じて、ファイル名、種類でソートしつつ、ファイルを探します。

ファイル名の先頭数文字をタイプしてファイルを選択する

ファイル名/フォルダー名は、なるべく英数字にする理由は、ファイル名の先頭数文字をタイプしてファイルを選択できるからです。

しかし、ここ数年、ファイル名の先頭数文字をタイプする方法がうまくいかないケースが出てきました。

Shortcatという新しい選択肢

Shortcatというユーティリティがベータ版としてリリースされています。

まず、ShortcutならぬShortcatというネーミングがいい!

使い方

最近まで、使い方がよくわからなかったので、詳しく解説してみます。

  1. キーボードショートカット(command+shift+スペース)を使って、Shortcatを呼び出します。最前面のウィンドウ下部に半透明の黒いボックスが表示され、その中には「..」と表示されています。
  2. たとえば「ginza」と入力すると、「ginza」を含むファイル名が選択されます。このうち、緑色のものがトップヒット的なもので、これを選択したい場合にはenterキーを押すと、Shortcatがオフになり、そのファイルが選択されます。
  3. この際、各ファイルにキーボードショートカットが割り当てられているので、続けて「(スペース)cssz」のようにキーボードショートカットを入力するとグリーンのトップヒットが変更されます。

    • Shortcatがユニークなのは、ファイル名だけでなく、サイドバーなど、画面上のすべての要素が対象になることです。
    • 「.」を入力すると、対応している要素がハイライトされ、キーボードショートカットが表示されます。
    • 意図しないものがトップヒットになる場合、さらに続けて「(スペース)banner」のように入力して絞り込むことができるのですが、この場合、Shortcatとのキーボードショートカットができないようです。
    • Shortcatを起動するデフォルトのキーボードショートカットは、command+shift+スペースですが、私は、control+option+`(バッククォート)にしています。
    • Alfredと併用すると、よさそうです。

参照リンク

追記(2012年2月18日):

Twitterアカウント@shortcatappからコメントいただきました。たどたどしい日本語でサンキュー。

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