macOS Sierra(10.12)に移行終了(メモ)
重い腰を上げて、OS X El Capitan(10.11)からmacOS Sierra(10.12)にしました。
さすがに「10.12.6」とアップデートも6回かかっているのもあるのですが、一番は、Karabiner待ちでした。
移行に関してのメモを共有します。
Karabiner(→ Karabiner-Elements)
macOS Sierra(10.12)のリリース(2016年9月20日)からほぼ1年。移行をためらっていたのは、正直、Karabiner待ちでした。
特に、commandキーの空打ちによる英数/かなの切り換え。
これに関しては、それだけを担当する「⌘英かな」があったりするのですが、その他、Karabinerに依存していたため、移行に踏み切れず
macOS Sierra(10.12)対応のKarabiner-Elementsによる、「commandキーの空打ちによる英数/かなの切り換え」は、ようやく7月に対応。
Karabinerでやっていたことの多くは、Keyboard Maestroにて実現できそうなので、Karabiner-Elementsでの設定は、かな/英数の切り換えのみ(待っていたわりに、それだけ?って感じですが)。
と思ったんだけど、[Fn+Number to KeyPad]が、まだ実装されていないので、出先でInDesignを使えない…
Seil(→ Karabiner-Elements)
キーのリマップを担当するユーティリティ。Karabiner-Elementsに統合。
次の2つを設定。
- caps lockキーを左controlキーに
- 右optionキーを右controlキーに
caps lockキーのリマップは標準のシステム環境設定でも可能なのですが、うまく効かないようです。
Excel(Office 2016版に)
「スパークライン非対応だし、Offce 2011のままでいいや 」と思っていたのですが、PowerPointの「Adobe Stock」アドインを使ってみたくて移行。
なお、「Office 365 Solo」では、「2 台の Windows PC または Mac にインストール可能」とのことで、追加費用なしで移行できたのでした(もっと速くに気付けばよかった)。
アニメーションをオフに
選択しているセルの移動の際、アニメーション表示されるようになりました。最初、「おっ!」と思っていたのですが、気が散ります。
環境設定[編集]の[操作をアニメーションで表示]オプションをオフにして、非表示に設定しました。
大きく変わったキーボードショートカット
Excel 2016では、キーボードショートカットの設定をアプリケーション内で設定できなくなくなりました。
Office for Mac でカスタム ショートカット キーを作成するには、Mac OS X に組み込まれている機能を使用します。
思い切ったな!とそれはそれでいいとして、control+I(行や列の挿入)、control+K(行や列の削除)のキーボードショートカットが使えなくなってしまいました。
「いやいや、これ、一番使うキーボードショートカットでしょ!」と思うのですが、そうでもないですかね
仕方がないので、Keyboard Maestroで設定。削除の方はcontrol+Kひとつで設定できますが、挿入の方は、行と列で別途設定する必要があります。
なお、フォント類は、アプリケーション内「/Applications/Microsoft Excel.app/Contents/Resources/DFonts」にインストールされるようになっています。
そのため、「MS ゴシック」をはじめ「HG〜」のフォントがすべてズラーっと表示されてしまいます。互換性のためには必須ですが、正直、不要。
Jedit X
既存のドキュメントを開こうとすると「デフォルトフォントが指定されていません!!」というアラートが出るように。
もちろん、設定しているのですが…
さらに、このアラート。3回、[OK]ボタンをクリックしないと消えない…
ちょうど、このタイミングでJedit Ωがリリースされたので、こちらに移行することに。
Jedit Ω
前版 Jedit X の後継として、全面的な見直しを行い、ゼロから書き直しました。最新のOS環境に適応しながら、Jedit X からの各機能もできるだけ引き継ぎ、より使いやすいエディタを目指して開発されました。
とあるように、Jedit Xの新バージョン。非常に軽快。[環境設定をiCloud上で同期する]オプションが追加されたのが嬉しい。
下記が現在での気になった点。
- 保存などの扱いがCocoa純正に。別名で保存を強制的に変更することができない(作業効率を向上させるFinderまわりのキーボードショートカットあれこれ - DTP Transit)
- 改行を削除のキーボードショートカットがなくなった
- 半角・全角変換がダイアログボックスが必要に
- 「どこでもJedit」に非対応
追記(フォント関連)
macOS Sierra(10.12)以降、「/System/Library/Assets/com_apple|_MobileAsset_Font3」にも、どっさりフォントが格納されています。
「/System/Library/Assets/com_apple|_MobileAsset_Font3」ごと、FontExplorer X Proに登録して不要なフォントの使用を停止するとよいでしょう。
- Apple L*iGothic Medium.ttf
- Apple LiSung Light.ttf
- Baoli.ttc
- BiauKai.ttf
- Gungseouche.ttf
- Hannotate.ttc
- Hanzipen.ttc
- HeadlineA.ttf
- Hei.ttf
- Hiragino Sans CNS.ttc
- Kai.ttf
- Kaiti.ttc
- Klee.ttc
- Kyokasho.ttc
- Lantinghei.ttc
- Libian.ttc
- LingWaiSC-Medium.otf
- LingWaiTC-Medium.otf
- NanumGothic.ttc
- NanumMyeongjo.ttc
- NanumScript.ttc
- Osaka.ttf
- OsakaMono.ttf
- PCmyoungjo.ttf
- Pilgiche.ttf
- ToppanBunkyuGothic.ttc
- ToppanBunkyuMidashiGothic-ExtraBold.otf
- ToppanBunkyuMidashiMincho-ExtraBold.otf
- ToppanBunkyuMincho-Regular.otf
- TsukushiAMaruGothic.ttc
- TsukushiBMaruGothic.ttc
- WawaSC-Regular.otf
- WawaTC-Regular.otf
- WeibeiSC-Bold.otf
- WeibeiTC-Bold.otf
- Xingkai.ttc
- Yu Gothic Bold.otf
- Yu Gothic Medium.otf
- Yuanti.ttc
- YuMincho.ttc
- YuppySC-Regular.otf
- YuppyTC-Regular.otf
- 儷宋 Pro.ttf
- 儷黑 Pro.ttf
- 华文仿宋.ttf
- 华文细黑.ttf
华文黑体.ttf