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Mac OS Xでは、作業中のドキュメントのタイトルバーをcommand+クリックすると、そのドキュメントが保存されているディレクトリを一覧するメニューが表示されます。メニューをクリックすれば、Finderに切り替わり、そのディレクトリに移動します。
Open/Saveダイアログボックスでの階層移動のUIと似た感じですね。
たとえば、こんなケースに重宝します。
- InDesignでパッケージングしたときなど、「あれ、今、作業しているファイル、本当にこれで正しかったっけ?」
- 作業しているファイルと同じ階層のあの画像をドラッグ&ドロップで配置したいんだけどな。
Default Folderを併用すると、さらにその恩恵にあずかれます。
Tipsでもなんでもないのですが、先日ご存知ない方がいたのでご紹介まで。
ズームツールに切り替える「command+スペース」は、Illustratorでもっとも使うキーボードショートカットのひとつです。
しかし、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)でこれを使うと、右のような入力ソースの切り替え画面が出てきてしまいます。
このウィンドウを出さないようにするには、[キーボード]システム環境設定の[キーボードショートカット]で[キーボードと文字入力]を選択し、[前の入力ソースを選択]と[入力メニューの次のソースを選択]をそれぞれ逆の設定に変更します。
以前にMac OS X(10.5)でInDesignを使う際のHelvetica問題 - DTP Transitというエントリーを立てました。
Extensis/ソフトウェア・トゥーが配布しているMac OS X 環境のフォント管理活用ガイド(PDF)が第6版となり、Mac OS X 10.6(Snow Leopard)に対応した内容に更新されています。
複数ドキュメントを開いているとき、ドキュメントを切り替えるには次のアプローチがあります。
- F10キーを押して、対象ウィンドウをクリック(アプリケーションウインドウのExposé)ただし、タブで結合時には、F10キー(Exposé)は効かない
- command+`(バッククオート)キーを押して、対象のドキュメントを順番に切り替え(OSレベルの共通キーボードショートカットはcommand+F1だが、アドビ系だけ異なる)
- タブで結合されているときに、対象のドキュメントのタブをクリック
Illustrator、Photoshop、InDesign、Dreamweaver、Fireworksに関して、デフォルトの状態でのcommand+`キー、command+F1キー、F10キーのふるまいをまとめたものが次の表です。
アプリケーション | タブで統合 | 分離 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
command+F1 | command+` | F10 | command+F1 | command+` | F10 | ||
CS5 | Illustrator | ||||||
Photoshop | |||||||
InDesign | |||||||
Dreamweaver | |||||||
Fireworks | |||||||
CS4 | Illustrator | ||||||
Photoshop | |||||||
InDesign | |||||||
Dreamweaver | |||||||
Fireworks |
とりあえず、タブ統合していても、command+`キーで切り替えができたのですが、Illustrator CS5になって、このキーボードショートカットが変更されてしまったのです...
アプリケーションの起動
Dockにあるアイコンをクリックします。
Dock内に見つからない場合には、[移動]メニューの[アプリケーション]をクリックし、起動したいアプリケーションをダブルクリックします(Dockにドラッグ&ドロップすれば登録できます)。
Finder
Finder(ファインダー)はMacでファイル管理などを行う基本アプリです。Windowsでいう「エクスプローラー」にあたります。
必ず起動していて、終了させることはできません。アプリケーション切り替え(後述)で、Finderをクリックして切り替えることができます。