【あかね】による最近のブログ記事
さてInDesignコンファレンス2008、現実のセッション(笑)
InDesignコンファレンスでは、Beginner Track、Professional Track、Hands-on Trackと三つのトラックで様々なセッションが行われ、受講者はその中から自分の受けたいセッションを選んで受講する。見たいセッションに限って重なっていたりするので、受講チョイスには苦心する。
今回私が受講したのは
- InDesign の勉強部屋(森 裕司氏)
- ハンズオン中上級 InDesign スペシャルティップス編 (森 裕司氏 市川 せうぞー氏)
- 印刷会社のPDF ワークフローとInDesign(郡司 秀明氏 久富 隆洋氏 大里 浩二氏)
- InDesign、正規表現の世界(市川 せうぞー氏)
- ビジネスプレゼンテーションとInDesign(ガー・レイノルズ氏)
- InDesign からのWeb 展開の理想と現実(鷹野 雅弘氏)
- 驚愕のInDesign 使い(祖父江 慎氏)
の7つ。
InDesignの現実
「未来」の話だった「最新情報」セッションと変わって、こちらのセッション内容はどれも現実味あふれるものばかり(笑)
私が実戦系のセッションばかりを選んで受講したせいもあるけど、「今のInDesignをどうやって使いこなすか」といった話が中心。
ああ、なんだかモデルルームへ行ってピカピカのキッチンとすごく多機能で便利そうだけど使いこなせるかしら?な電化製品のデモストレーションをたっぷり見せられた後、家に帰って古いけど使い込まれたキッチンに座って「プロが教える料理のこつ」みたいなテレビ番組をみてるような感覚。
それぞれのセッションの内容と感想(細かく書くと長くなるので簡単に)
7月7、8、9日に行われたInDesignコンファレンス2008東京に参加してきました。
コンファレンスは3日間にわたって行われ、初日にはInDesign CS3 vs Quark 8なんていう面白いセッションもあったらしいのですが、私の参加したのは2日目、3日目のみ。
コンファレンスの内容について基調講演などメインセッションの内容については、Macお宝鑑定団などですでに詳しいレポートがあがっているようですので、私は私なりの(主観に満ちた)レポートを。
大日本スクリーンの「Trueflow出力の手引き」第12版が配布されてます。
Acrobat 9対応、QuarkXPress 8対応がメインのアップデートのようです。 今回のPDFから、中にリンクが設定され、出力の手引きWebの関連情報などと連動するようになってるみたいです。
出力の手引きWebの方にも対応記事がアップされてますね。
- QuarkXPress 8のPS処理にはTrueflow側でパッチが必要になるらしい
- QuarkXPress 8へのIllustratorネイティブファイル貼り込みには一部問題があるらしい
- FixupされたPDFをAcrobat 9で表示すると不具合があるらしい
こういった不具合情報はTrueflowユーザ以外にも有益だと思います。
大日本スクリーントレンドセミナーレポート第四弾。これで打ち止め。
スクリーンによる、TrueflowSE v6.0の紹介セッション
TrueflowSE v6.0ではOutlinePDFがバージョンアップ。OutlinePDF-Advanceが登場です。 OutlinePDF-Advanceについて解説する前に、まずは従来のOutlinePDFの説明から。
OutlinePDFというのはTrueflowが生成する、中間ファイル。 TrueflowでRIPをかけてデータをTrueflowに最適化したPDFにしたものです。OutlinePDFという名の通り、Fontがすべてアウトラインをかけられた状態になっているのが特徴。
OutlinePDFの役割は何かというと、このセミナーでは「デジタルフィルム」という言い方をされていましたが、つまり昔の製版でいうところの「版下」がDTPでのアプリケーションデータの状態だとして「フィルム」に相当するもの。
大日本スクリーントレンドセミナーレポート第三弾。こっからが本番だ!
スクリーンのトレンドセミナーの真骨頂は、Trueflow開発者による技術情報セミナー。Trueflowを開発している本人が、その内部について説明してくれるという、マニア大喜びな内容。AdobeやQuarkのセミナーは他でも見られるけど、これだけはこのセミナーでないと見られない。
セミナーを受けて、すぐにレポートが書ければよかったのだけど、ぐずぐずしている間に大分時間が開いてしまいました。 以下のレポートはセミナー内でとったメモをもとに書きますが、聞き漏らしたり忘れてしまった部分もあります。あと、部分的に私が補足しているところもありますので、この通りの内容が話された訳ではないです。ご了承ください。