WitchもWindowFlowも、アドビ系のアプリのウィンドウ切り替えにはダメみたい...
DTP Transitではアプリ内でのドキュメント切替に、USキーボードを使い、command+`(バックスラッシュ)を使うことを推奨しています。
- 作業しているアプリケーションの別のウィンドウに切り替える - DTP Transit
- Illustrator CS5:開いてるドキュメントを切り替えるキーボードショートカット - DTP Transit
でも、そもそもUSキーボードを使っていない方には使えない解決方法です。
Macを買ったら/再インストールしたら最初にする設定 | Weboo! Returns.という良エントリーにて「Witch / WindowFlow」が紹介されていたので試してみました。
Witch
現在、13ドルのシェアウェアになっています。マウスオーバーすると、プレビューが出るようになっていたりするのですが、次の点でアドビ系のアプリのウィンドウ切り替えには向きません。
- ウィンドウの枠とその中身を別のウィンドウとしてカウントしてしまう(command+shift+4でキャプチャ撮るときと同様)
- パネルを独立させているときに、ウィンドウとしてカウントしてしまう
「画面いっぱいに表示されるのが、なんだかエレガントじゃない」っていうのは好みの問題として。
WindowFlow
現在のみ、無償のようです。プレビューが主体のこじんまりしたインターフェイスはなかなかいい感じです。ドキュメントウインドウがないアプリでは、アプリのアイコンが表示されます。
Witchのように「パネルを独立させているときに、ウィンドウとしてカウントしてしまう」という問題はありませんが、「ウィンドウの枠とその中身を別のウィンドウとしてカウントしてしまう」という問題は発生します(ファイル名はからっぽのウィンドウ枠につき、実際のアートワークは「Artwork」というウィンドウ名になってしまいます...)。
それに目をつむれば、これがベストソリューションかもしれません。 なお、タブ統合している場合、ウィンドウ枠はひとつのみカウントされます。
追記(2011年5月24日):
@tmatsuhisaさんから次のツイートをいただきました。
こちらも。
なるほど「Format- Palet- , Artwork, 名称未設定」のように設定すれば解決しますね。と思ったのですが、[文字]パネル、[透明]パネルのみ表示されてしまったりしています。
追記(2013年10月30日):
似たようなものに、Senebier(セネビエ)というユーティリティがあるようです。