Photoshopで実装する変更しやすいスポットライト効果
画像の一部に注目させたいときに効果的なスポットライト効果。後から変更しやすいようにベクトルマスクを使って実装する方法です。
手順
次の手順で操作します。
新規「べた塗り」レイヤーを作成し、黒を設定する
不透明度を下げる
[楕円形ツール]を選択。コントロールパネルで「パス」に変更する
切り抜きたい領域にパスを描く
commandキーを押しながら、[レイヤー]パネルの[マスクを追加]ボタンをクリック
ベクトルマスクが作成され、パスの領域のみに、「べた塗り」レイヤーが半透明の黒が表示される
[属性]パネルで[前面シェイプを削除]ボタンをクリック(コントロールパネルでは変更できない)
[属性]パネルで[ライブシェイプの属性]を表示するには、レイヤーサムネール(左のアイコン)をクリックします。
動画版
ここまでの手順を動画にしてみました。
spotlight-effect from swwwitch on Vimeo.
エッジをぼかす
ベクトルマスクの利点のひとつが[ぼかし]をコントロールできることです。
[属性]パネルで[マスク]タブに切り替え、[ぼかし]の値を上げることで、エッジのボケ足をコントロールできます。
修正時
[パスコンポーネント選択ツール](黒い矢印)でパスを移動したり、変形することができます。
アプリを使うという選択肢
MacではLight Upというアプリ(360円)を使うと、 とてもカンタンに操作できます。
ただし、Light Upのウィンドウ内での表示比率によって、解像度が変化してしまいます。自分で設定することは不可能ですので、DTP向けのシビアな仕事には不向きです。
その他
スポットライト効果といえば、Mouseposéです。
また、今年(2017年)にリリースされたその名もSpotlightというプレゼン用のリモコンを使うと、PowerPointやKeynote以外のアプリ、Finderでも、スポットライト効果を使うことができます。