Photoshop CS6(Adobe Creative Cloud版)の強化ポイント
2012年12月12日、「Adobe Create Now Live」というUstream中継が行われ、Adobe Creative Cloudの12月のアップデート内容が発表されました。
中でもPhotoshop CS6が次の機能が加わりました。
- HiDPIのサポート(パッケージ版やライセンス版にも提供)
- ぼかしギャラリーとゆがみフィルターがスマートオブジェクトに対応
- テキストやオブジェクトのCSS書き出しサポート
- Webサイトデザインのためにカラースウォッチを読み込むことが可能に
- 切り抜きツールの改良
- シャドー効果のライブ(OpenGL)プレビュー改善などの3D機能強化
- 条件付きアクション
切り抜きツールの改良
[幅 x 高さ x 解像度]などのオプションが加わり、トリミング後に解像度を変更するような手順を1アクションで行えるようになっています。
条件付きアクション
アクションの作成時、[アクション]パネルメニューから[条件の挿入]をクリックして、[条件付きアクション]ダイアログボックスを表示すると、条件、条件に適うときのアクション、条件に適わないときのアクションを設定し、条件分岐することが可能になりました。
たとえば、「ドキュメントは横方向です」を選択して、ポートレート(縦置き)/ランドスケープ(横置き)に応じて、幅/高さを入れ替えたアクションを実行するなどが思いつきます。
さらに詳しく確認するには
Adobe Create Now LiveはFacebook、ニコ動にて公開されています。Photoshopは、およそ1時間後からです。
同時に、その後に行われた「Photoshopの秘宝(Photoshop CS6版)」も公開されています。
参照リンク
追記(2012年12月20日):
Photoshop CS6 13.1/13.0.2にアップデート後、アプリケーションの起動時やファイルを開く際にクラッシュするトラブルが発生しています。
- EPS ファイルを開くと強制終了する(Photoshop CS6 13.1/13.0.2)
- 13.1 または 13.0.2 アップデート適用後に Retina ディスプレイ環境の Photoshop が強制終了する(Mac OS)
- ファイルを開くとプログラムエラーが発生する(Photoshop CS6 13.1/13.0.2)
こちらもご参照ください。
追記(2012年12月21日):
アドビから問題を解決したアップデーターがリリースされました。
【速報】Photoshop CS6 13.1/13.0.2で発生していた問題を修正した新たなアップデートをリリースしました!(続く)
— アドビ サポート担当さん (@AdobeSupportJ) 12月 21, 2012
【速報】(続き)Creative Cloudをご利用の場合は13.1.1、Creative Cloud以外の方法でMac版をご利用の場合は13.0.3にアップデートしてください。Photoshopメニューのヘルプからアップデートを選択してインストールしてください。
— アドビ サポート担当さん (@AdobeSupportJ) 12月 21, 2012