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本日、Adobe CS6とAdobe Creative Cloudが5月11日にリリースされると発表されました。
- Adobe - アドビ システムズ、デザイン、Web、ビデオのプロフェッショナルのための新しいイノベーションを実現するAdobe Creative Suite 6を発表
- Adobe - アドビ システムズ社、Adobe Creative Cloudの提供を開始
ポイントは次のあたりです。
- Design PremiumとWeb Premiumが統合され、Design & Web Premiumに。
- Creative Cloudのメンバーシップは月額5,000円(年間プランの場合)。CS3.x、CS4、CS5、CS5.5の個人ユーザーには、月額3,000円の発売記念版(年間プラン)が期間限定で提供される
2012年4月24日、品川にてAdobe Creative Cloud発表イベントが開催されるそうです。すでに応募は締め切っていますが、ライブ配信が行われるとのことです。
Creative Cloudの全容は?
2011年10月のプレスリリースでは、次のように記述されています。
2012年早期までに、Adobe Creative Cloudは以下の項目から構成されるようになる予定です。
•アプリケーション:Adobe Creative Suiteに含まれるツールのポートフォリオ、ならびに本日発表された6種類のAdobe Touch Appsへのアクセスを提供します。これには、Photoshop®、InDesign®、Illustrator®、Dreamweaver®、Premiere® Pro、After Effects®など業界をリードするデスクトップツールやAdobe EdgeやMuseなどの革新的な最新ツールも含まれる予定です。
•サービス:タブレットデバイスに双方向コンテンツを配信するAdobe Digital Publishing Suite, Single Edition、ウェブサイト構築と管理のためのAdobe Business Catalyst、およびアドビ システムズ社が本日買収したTypekit Inc.のテクノロジーを通じてウェブサイトのデザインに使用できるクラウドベースのフォント(別途リリースをご覧ください)が含まれます。
•コミュニティ:クリエイティブに携わる人が、作品やアイデアを世界中の同業者と共有することのできる機能、およびプロフェッショナル間の連携を育むフィードバックやインスピレーション交換のためのフォーラムが用意されます。これにより、Adobe Creative Cloudがクリエイティブに携わるすべての人の中心になります。
その他、次のようなページが用意されています。
サブスクリプションの導入からCreative Cloudまで
日付 | イベント |
---|---|
2011年4月 | サブスクリプションプラン発表 (Design Premiumで月額12,000円) |
2011年5月 | CS5.5リリース |
2011年10月 | Creative Cloud発表 (個人向け5,000円、ワークグループ向け7,500円) |
2011年11月 | アップグレードポリシー変更 |
2012年1月 | アップグレードポリシー変更の変更 (2012年内はCS3/CS4もOK) |
2012年4月 | Creative Cloud発表イベント |
2012年5月?6月? | CS6リリース |
3-4製品以上使っている人にはリーズナブルというか現状維持的な感じですが、1つ、または、2つだけしか使っていない方には確実に割高になってしまいます。
最終的に、どのような内容になるのかを見守りたいと思います。
なお、Adobe® Creative Cloud™ Filesは、Adobe IDでログインできるようです。
3月22日にPhotoshop CS6のパブリックベータが発表され、おそらく昨年の発表通り、5-6月くらいにCS6が発売になりそうです。
それを受けて、CS6の無償アップグレードキャンペーンがスタートしています。
サブスクリプション的なCreative Cloudの詳細がわからない限りなんともいえませんが、(特にInDesignとか)CS5.5も持っておきたい、という方は利用するとよさそうです。
アドビが「早得キャッシュバックキャンペーン」なるものを本日からはじめました。
「早いほどお得」ということですが、これより前に購入したユーザーは置き去りです。というか、新バージョンが発売されて数ヶ月。この期間に購入しているのは、ロイヤリティの高いユーザーだといえそうですが、これはロイヤリティの高いユーザーを萎えさせる"逆なでマーケティング"です。
とりあえず、ここで売上が上がっても、次のバージョンアップ時に、「しばらく待つとお得なキャンペーンがはじまるだろう」、「人柱にならずに致命的なバグも解消されているだろうし...(最近はされないけど)」と、バージョンアップを見送る人が増えるのは目に見えています。
体制がずいぶん変わって、製品もすごくよくなっているようなのですが、個人的にまったく興味が持てないQ社の某製品。まとめると、"信用できない"に尽きるのですが、そんな風になって欲しくないのです。といっても、選択肢もないんですけどね...
7月21日、10.7(OS X Lion)がリリースされました。当初は、Mac App Storeからのみ提供され、価格は2,600円。インストールにはMac OS X 10.6(Snow Leopard)がインストールされていることが条件です。「デルタアップデート」と呼ばれるらしいのですが、乱暴にいうと、10.7は、10.6のアップデーター的な位置づけのらしいです。
アドビの対応
アドビの対応は下記に掲載されています。
主なトラブルは下記の通り。
- Illustrator CS5.x : 保存先をデスクトップに指定すると、「名前をつけて保存」または「書き出しダイアログボックス」ウインドウのオプションが無効になります。
- Mac OS X 10.7 でドロップレットが動作しない(Photoshop CS3/CS4/CS5)
- Acrobat 8がインストールされている環境にて、Illustrator CS3/CS4、InDesign CS3/CS4で印刷すると強制終了する(回避策)
また、Illustrator CS3のアップデータはRosettaのコードを含むため、アップデートできません。