InDesign:「二分」「四分」などの意味
InDesignは、日本語組版の伝統的な用語などを使っているため、最近、組版などをはじめた方には、?と思うことが多々あるでしょう。
まとめると次のようになります。
分 | % |
---|---|
八分 | 12.5% |
四分 | 25% |
二分 | 50% |
二分四分 | 75% |
全角 | 100% |
たとえば「文字組みアキ量設定」では、[単位]に「%」「分」「文字幅・分」を選択することができます。
ベタは「全角1文字取り」(字間0)を意味しますが、InDesignの「文字組みアキ量設定」の場合には、"一旦詰めて後からアキを調整する"ため、アキは0%となります。
追記:なんでやねんDTPさんからご指摘いただきました。訂正します。
- Terms Used in Font Information Processing
- [9122][用語]【ベタ組み】【ベタ打ち】
- リカレント DTP/グラフィック講座ブログ: 版面・組版設計の基礎知識
追記(2017年5月9日):
改めてツイートいただき、図版などを差し替えました。ありがとうございます!
@DTP_Transit “ベタは「全角1文字取り」(字間0)を意味します” という表現がと図の「ベタ=100%」というのが著しく話をややこしくしているように感じます…アキ量でいえば「ベタ=アキなし」「全角アキ=100%アキ」…図の方の「ベタ」を「全角」とした方が解りやすいかと…
— なんでやねんDTP/おぢん (@works014) 2017年5月8日
InDesign CC 2015以降、用語の扱いが変更されています。
こうして比べて見ると、UIが大きくなって、本当〜〜〜〜〜によかった!!!