InDesign CS4/CS3/CS2、バージョンの差異
自分で使う分にはよいですが、複数バージョンを解説するとなるとちょっとやっかいです。InDesign CS4、InDesign CS3、InDesign CS2で可能になったことをそれぞれまとめてみました。
ちょっと怪しいところあるので、割り引いてご利用ください。
InDesign CS4
- ライブプリフライト
- スマートガイド、スマートサイズ、スマートスペーシング、スマートカーソル
- パワーズーム
- 日本語組版強化(欧文泣き別れ、全角スペースを行末吸収)
- UIの変更(タブ付きウィンドウ、アプリケーションフレーム、アプリケーションバー)
- 改良されたリンクパネル(プレビューアイコン、ノンブルをクリックしてその画像に移動)
- 反応型パネル(カラーパネルから、スウォッチパネルのタブにドラッグ&ドロップ)
- フチ文字でのラウンド対応(角オプション)
- 正規表現スタイル
- 条件テキスト
- 表組み:注釈機能
- 相互参照
- スマートテキストのリフロー処理(ページの自動追加・削除)
- スプレッドローテーション
- SWF/XFLエクスポート
- IDML(InDesign Markup Language)
アドビのリソース
InDesign CS3
- UIの変更(アイコンパネル)
- InDesignファイルを別のInDesignファイル内に配置可能
- 表スタイル/セルスタイル
- 検索置換の強化(オブジェクトフォーマット、グリフ検索、GREP)
- 検索範囲のコントロールを強化(ロックされたレイヤーやストーリー、隠されたレイヤー、マスターページ、脚注を含める/除外)
- 検索クエリーの保存
- 効果が増えた(ベベルとエンボス、グラデーションぼかし)
- 透明度や効果:塗り、線、テキストそれぞれに設定可能
- 箇条書き/番号付きリスト
- テキスト変数
- ページパネルの強化(プレビュー表示)
- クイック適用(command+return)
- 複数ファイルの配置(複数の画像、テキストの配置)
- ExcelからセルをそのままInDesignにコピー&ペースト(CS3からでしたっけ?)
その他のリソース
- InDesign CS3
- 【レポート】使ってみましたAdobe CS3日本語版! 「InDesign CS3」を徹底解明 (1) ユーザーインタフェース、生産性、ドキュメントサポートを検証する | クリエイティブ | マイコミジャーナル
- Adobe InDesign CS4: アップグレード
InDesign CS2
- InDesignスニペット
- オブジェクトスタイル
- スタイルの選択的読み込み
- スタイルのクイック適用
- WYSIWYGフォントメニュー
- 動的スペルチェック
- フレームベースのベースライングリッド
- アンカー付きオブジェクト
- 変形を再実行(拡大・縮小、回転など変形の繰り返し)
- 複数ページのPDF読み込みのサポート
- 下位互換性
- 箇条書きスタイル
- Photoshopのレイヤーカンプ、PDFレイヤーをサポート
- InDesign CSで使用できるINXフォーマットへの書き出しに対応
- ドラッグ&ドロップ、ペーストなどで、フォーマットなしのテキストを扱えるスマートテキスト