省略線(途中を省略したことを示す波線)のケーススタディ

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2014年8月14日、更新日:2016年4月 2日
 

省略線(途中を省略したことを示す波線)について、どうしたものか、と、もう10年以上、アレコレやってきましたが、これが最強っぽいと思われる案をご紹介します。

完成形

省略線(途中を省略したことを示す波線)の懸念事項

  • InDesign内で完結できればベスト
  • InDesignでも光彩(外側)、スプレッド:100%にすれば両端にフチのついた線を描ける
  • InDesignの波線、なんかなめらかじゃない
  • 2つの画像の交差するところを厚めにしたいが、線幅を太くするほどに波の数が減ってしまう…

種明かし(1)

3つのフレームで構成しています。

正確には、1つのビットマップ画像(×2)と、1つのIllustratorデータです。

種明かし(2)

Illustratorデータは、1つのパスでできています。

まず、白い線に[ジグザグ]効果で波線に設定し、パスのアウトラインでアウトライン化。

これをグループ化したものに、破線設定したスミケイを追加。

さらに、ちょっと白フチを足しています。これがないと次のように、少し汚っぽい仕上がりになってしまうので。

ダウンロード

余談

「中略 波線」みたいな感じで検索すると、Excelで省略線を描きたい、というアイデアがわんさか出てきますね…

『10倍ラクするIllustrator仕事術』(改訂第3版)

10年ぶりの全面改訂版として、2024年10月に技術評論社から発売。

2011年版、2014年と合わせて5万部超のロングセラーとなっています。

画像:『10倍ラクするIllustrator仕事術』(改訂第3版)

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