InDesignでオーバーライドされている箇所をマーキングしたり、段落スタイルごとにカラーリングする

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2014年1月 2日、更新日:2016年3月12日
 

ちょっと前の話題ですが、InDesign用の「StyLighter」というスクリプトが公開されていました。

これを使うと、次の2つが可能になります。

  • オーバーライドされている箇所に赤い線が出る
  • 段落スタイル/文字スタイルごとにカラーリングできる

参照リンク:

使い方

  1. ダウンロードする
  2. 解凍したJavaScriptファイル「StyLighter.jsx」を、「Scripts Panel」フォルダー内に移動する(InDesignでスクリプトフォルダーにスピーディに移動するTipsを参考にしてください)
  3. InDesignを起動したら、[スクリプト]パネルを開き、「StyLighter.jsx」をダブルクリックする
  4. ダイアログボックスが表示されるので[Activate]ボタンをクリックする

ドキュメントを開いているときには、次のようなダイアログボックスが表示されます。設定したい段落スタイル/文字スタイルにカラーを設定します。

CS6版

なぜかCS6版はインターフェイスが異なります。

同様に起動すると、次のような画面が表示されますので、[Activate the preview mode]オプションにチェックを付けます。

カラーを変更したときには、[OK]ボタンをクリックすると次の画面が表示されますので、[Apply the patch]ボタンをクリックします。

追記(2016年3月12日):

InDesign CC 2015.3で「オーバーライドマーカー」が搭載されました。

[段落スタイル]パネル、[文字スタイル]パネルそれぞれの上部にある[+]アイコンをクリックすると、オーバーライド部分がハイライトされます。

キーボードショートカットを設定することもできます。

アドビのヘルプはこちら。

YouTube

DTP TransitのYouTubeチャンネルです。1分前後のクイックTipsを投稿しています。

チャンネル登録

Twitter

本サイトの記事以外に、小ネタやタイムリーな話題などをツイートしています。

マンスリーでまとめています。

このページの上部に戻る