InDesign CSでType 1のHelveticaを使う
Mac OS Xにはdfontと呼ばれるTrueTypeフォントが付属している。たとえばHelveticaのdfontは「/System/Library/Fonts/Helvetica.dfont」にあるため削除できない。当然、InDesign CSでもこのdfontを認識してしまうため、制作ではTrueType、出力にはPostScriptといったケースが生じてしまう。
[文字]パレットや[書式]メニューの[フォント]では、TrueTypeかPostScriptかの見分けがつかない。
[書式]メニューの[フォントの検索]を実行すると、確認できる。
回避方法として、「/Library/Application Support/Adobe/Fonts/」に、Type 1のHelveticaを入れれば、こちらが優先されるようになる。
追記(2009年3月11日)
InDesign CS4では「/Applications/Adobe InDesign CS4/Fonts」(InDesignアプリケーションがインストールされている階層の「Fonts」フォルダ)に入れるとよいようです。 ちなみに、この「Fonts」は最優先で認識されます。