InDesign CSでType 1のHelveticaを使う

この記事は鷹野雅弘によって執筆されました。
公開日:2005年11月30日、更新日:2011年4月18日
 

Mac OS Xにはdfontと呼ばれるTrueTypeフォントが付属している。たとえばHelveticaのdfontは「/System/Library/Fonts/Helvetica.dfont」にあるため削除できない。当然、InDesign CSでもこのdfontを認識してしまうため、制作ではTrueType、出力にはPostScriptといったケースが生じてしまう。

[文字]パレットや[書式]メニューの[フォント]では、TrueTypeかPostScriptかの見分けがつかない。

InD_PDFX016.gif

[書式]メニューの[フォントの検索]を実行すると、確認できる。

https://www.dtp-transit.jp/images/InD_PDFX016.gif

回避方法として、「/Library/Application Support/Adobe/Fonts/」に、Type 1のHelveticaを入れれば、こちらが優先されるようになる。

InD_PDFX016.gif

追記(2009年3月11日)

InDesign CS4では「/Applications/Adobe InDesign CS4/Fonts」(InDesignアプリケーションがインストールされている階層の「Fonts」フォルダ)に入れるとよいようです。 ちなみに、この「Fonts」は最優先で認識されます。

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