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レベルの差を問わず、多くのユーザーが長〜いフォントメニューにうんざりしています。修正および改善のアイデアを挙げてみます。
- [最近使用したフォント]:→ Illustrator、Fireworksだけでなく、ほかのアプリケーションにも欲しい(その際、ウエイトを選べるように)
- [よく使うフォント]
→ フォントリストからよく使うものを自分の意志で使う別のメニューが欲しい
→ Bridgeのランキング(★★★★★)のようにメタ情報を付加する? - フォントメニューに表示させない:
フォントごと、または、フォント種別(TrueTypeは表示させないなど) - [合成フォント]
→ Illustratorでは[漢字]と[かな]など、複数の文字種を同時に選択できない。InDesignのように複数の文字種を同時に設定したい
→ 簡易モードが欲しい。「全角/半角」または「全角/半角/かな」 - IllustratorとInDesign、そのほかのアプリケーションでの共有:
[よく使うフォント]、[合成フォント]は、プロジェクト単位で共通なのでBridge経由でオーガナイズ? - [フォント]フィールドのハイライト:Illustratorの⌘+option+shift+F/Mキーのように、InDesignにも、[フォント]フィールドをハイライトする機能が欲しい(またはキーボードショートカットを当てさせて欲しい)
また、ウエイト関連にも手を入れる点があると思います。
- ウエイトがあるフォントは、ウエイトまで選ばずにフォント名だけで選択できるように
- ウエイトを太いものにしたい場合、Bキーを押して順番に太くするなど
フォント管理2009の補足です。
Mac OS Xをクリーンインストール(オプションは設定せず)、Adobe CS4 Design Premiumをインストール後のIllustratorのフォントメニューは次のようになります。
Illustrator CS4では、[書式]メニューの[最近使用したフォント]に、最近使った5つのフォントがリストアップされます(この機能はIllustrator CSから実装されています)。
Fireworksには同等の機能がありますが、残念ながらInDesignにはありません。
FontExplorer X、2.0で有料版に - DTP Transitのエントリーにて、あまり2.0の恩恵が感じられない、と書きましたが、気づいた点があるのでお伝えします。
FontExplorer X 2.0では、サイドバーの「ACTIVATION CONTROL」の欄に次の項目が追加されています。
- Application Sets(アプリケーションごとに、使うフォントを登録しておける)
- Fonts Requests(書類を開くときに「このフォントがない」とリストアップされたもの)
- Activated Fonts
今のところ、日本語環境ではプラグインがダメダメですので、Fonts Requestsの恩恵は受けられませんが、Application Setsはなかなかよいかも、と思いました。
Activated Fontsは、スマートセットとしても存在していますが、「ACTIVATION CONTROL」内のものには、「システム/ライブラリ/Fonts」内のフォントは含まれません。
わんさかとインストールされるフォント。スクロールして選ぶだけの時間を考えても、塵も積もれば...です。
フォント管理に関しては、次のような方法がベストプラクティスと言えるでしょう。
- インストールされたフォントを整理し、最小限のフォントのみ残す
- フォント管理ツールを使って、避けたフォントをアクティベートできるように登録
- フォント管理ツールを使って、追加のフォントをアクティベートできるように登録
がんばれば、ここまでスッキリできます。
InDesign CS4
Illustrator CS4
IllustratorとInDesignを比べると、Illustratorの方では「Adobe 宋体」等のフォントがあります。バグかもしれません。
さて、パレートの法則よろしくインストールされているフォントの中で使うものは一握り。フォントをすっきりさせると、フォントをスピーディに選択できるだけでなく、システムの起動時間が短くなるという効果もあります。さらに、各アプリケーションの環境設定で、フォントのプレビューをオフにすると、その効果が高まります。
なお、IllustratorとFireworksには、最近使用したフォントをリストアップする機能があるので、これを使うとさらにフォント選択をすばやく行えます。リストアップできる数は、アプリケーションによって異なります。