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InDesignドキュメントのバージョンを自動判別して制作したバージョンで開くユーティリティには、古くはInDesignProxyがありますが、CS5対応版の後継版Soxyから有償になってしまいました。
ものかのさんのInDesign Gleeを使うと、もっと簡単にスムーズなワークフローが可能になります。
- InDesignのかわりにinddアイコンがファイルタイプに応じて変わる
- inddを「保存されたバージョンのInDesign.app」で開く
- InDesign互換ドキュメント、ブック、ライブラリの保存バージョンも検出する
Mac 版 InDesign は、InDesign ドキュメント(以下 indd)のアイコンがすべて「インストールされている最新バージョン」になります。そのため、どのバージョンで保存されたのかを容易には確認できません。この世のどこかにきっと「常に最新バージョンで開いて作業すればいい」という桃源郷があるのでしょうけど、実際はユーザのほとんどすべてが困っているのではないでしょうか。
名もないテクノ手にて、[書式]メニューの[サンプルテキストの割り付け]で割り付けられるサンプルテキストのカスタマイズ方法が紹介されています。
「placeholder.txt」というファイル名のテキストファイルをInDesignのアプリケーションと同じ階層におき、[書式]→[サンプルテキストの割り当て]を実行すると、次のような割り付けが可能になる、というものです。
章ごとに異なるカラーリングをしている場合、ほぼ同じスタイルでカラー(文字のカラー、段落境界線)のみ異なるというケースがあります。
この場合には、基準となるスタイルを作成し、そのスタイルを基準にして、新しい段落スタイルを作成します。これによって、フォントやフォントサイズなど、共通の属性が変更されたときに一括変更することが可能になります。
InDesignの段落スタイルのオプション「次のスタイル」を活用することで、オブジェクトスタイルの適用を行うだけで、フレーム内のすべての段落に一発で段落スタイルを適用することができます。
▲このサンプルでは、先頭文字スタイルも組み合わせています。
図版や写真の上に引き出し線を付けるとき、白フチ処理をしたいことがあります。
名もないテクノ手の図版引き出しに便利な線の白ふちでは、二重線と間隔のカラーを使った方法が紹介されていましたが、始点/終点がうまく行かないという問題が残りました。
いろいろ試行錯誤していたのですが、往年のバッド・ノウハウNo.22 フチ文字のラウンド | InDesign CS3 | InDesignの勉強部屋にあやかって、「光彩(外側)」効果を使うのがベストのようです。